18, 10. 2012 種子の採取


早朝の晴れ間は長くは続かず、昨日は8時過ぎには雲が広がり、午後からは雨が降り出した。列島が低気圧と台風の影響で雨に見舞われ、南の地方では被害が出ていた。薄暗かったが、前日の絵具の残りがあるので、色を重ねる。雨が来る前に種子を採取しようと、庭に出た。シラネアオイヤマシャクヤク、レンゲショウマの種子を採取した。オオウバユリは殻に亀裂が入り始めた段階だったので、もう少し実入らせてからと、先送りにした。サラサドウダンの大きな傘の下で、ニシキギが赤い実を付けていた。






空が暗さを増して来たので、早めに夕食の素材を買い求めに出かけた。ナナカマド公園を南へ抜ける。陽が良く当たる公園のニシキギは、これ以上赤くはなれぬ程、真っ赤に紅葉が進んでいた。一番通りを東へ向う。夏から見続けていた葡萄の垣根は、ナイヤガラは収穫が済み、もう1種の大粒の葡萄が残されていた。見かけは美味しそうに見えるのだが、未だ収穫時期ではないらしい。東の沢に沿って北へ向おうと思っていたが、雨が落ちて来たので、かなり手前で北へ向った。歩道にエゾノコリンゴの実が落ちていた。全く剪定されていない大きな樹に、実が生っていた。昨年は殆ど実を付けていなかったから、一年おきなのかも知れない。




数日前見かけたオオヤマレンゲのあるお宅の前を通る。葉が色付き、殻が反り返って、中の実が露出していた。ベニシタンの実が真っ赤に燃えていた。



雨は夕刻過ぎまで降り続いていたが、今朝は良く晴れている。峠には雪の予報が出ている。厳しい季節が迫って来た。