14, 10. 2012 雨のち晴れ


昨日は雲の流れが速く、午前中は何度か雨が降る変わり易い天候だった。道東の白糠では、山が崩れた土砂流が街を襲い、鉄道も運休する被害が出た。教室を終えて、臭いの強いゴミ袋を庭に出す。庭の最後の花になる、斑入りの葉のホトトギスが花序を上げていた。シロバナホトトギスはもう終盤、また庭を一回り切詰め作業をしなければならない。

2時過ぎに夕食の素材を買い求めに出かけた。小さく北東を廻って、スーパーへ行くことにする。木瓜の実が黄色く色付いていた。何度も除草機で刈り取られたヒレハリソウが、未だ花を付けている。無花果は益々背丈を伸ばして実も増えているが、実は色付いていない。





三番通りに出て西へ戻ろうとして、里芋を思い出して北の住宅街に入る。早々と冬囲いを済ませたお宅があった。気分は良く判るが、4月までこの状態なのだから、植物が可哀相な気がする。2色のクレオメが花を付けていた。結構花期の長い植物であることが判る。




里芋は未だ収穫されていなかった。枯れた葉も見える。葉が枯れてから収穫するのかも知れない。大根と思って見ていたのは、大きな蕪だった。漬物用の蕪と思われる。





朝日しか当らぬスーパー脇の茂みのツルウメモドキが、僅かに色付いて来ている。上空は良く晴れているが、西の雲の動きが活発だった。中央分離帯シナノキの落葉が進んで、透けて見える空が広がっていた。スーパーにまた、生きの良いイナダが並んでいた。先日買い求めたものよりも一回り大きい。今日から弟夫婦が地中海を廻る船旅に出かけるので、暫くは和食を口にすることが出来まいと、刺身にすることにした。手に余るので、二枚に捌いて頂き、半身を刺身用に皮を取り去って頂いた。留萌産のエビ、美味しそうなしめ鯖も買い求めた。脂ののった美味しいイナダだった。




今朝は良く晴れている。旅立ちは晴天の方が良い。放射冷却で気温が下がり、ストーヴの火を入れているが、中々温まらない。厳しい季節が近付いて来ている。