21, 09. 2012 秋晴れ


お彼岸に合わせたかの様に、昨日は気温が下がり凌ぎ易い一日となった。未だ夏日の気温ながら、湿度が下がったのが大きな要因。吹く風からも、ねっとりとした粘りが失せた。大量の洗濯物を庭に干す。暑さと体調不全で中々進まなかった縫物も、終盤に入った。裾上げが終った縫い代に、裏を奥まつりで止め付ける。

2時半過ぎに散歩に出かけた。俯いての手仕事が続き、広い空が見たくなった。日射しは未だ強いが、日陰に入るとかなり涼しい。西には夏雲を想わせる雲が迫り出しているが、上空と東の空は雲なく良く晴れている。もう白萩は花期を終えているのに、これからが見頃となる白萩が咲いていた。北東に面して、陽当たりが良くないのが、花期が遅れた原因らしい。赤味の強い花を付けていた花樹の実が、色付き始めていた。葉は桃の葉に似ているが、どう見ても美味しそうには見えない。




東の沢に沿って北へ進み、三番通りへ出た。道を東へ進む。高速道路に架かる橋を渡る。東の沢の木立の陰が、高速道路に落ちていた。地形から推して、高速道路は沢の底を流れる川筋を利用している様に思われる。道路の両側には、排水溝が設置されている。橋を渡って、最初の信号を北へ渡る。高速道路の東側に続く木立の陰で、北へ向う歩道は涼しく歩き易い。足元がごろごろするので見ると、数多くの団栗が落ちていた。傍の大木を見上げるが、高くて実は確認出来ない。




木陰が切れて、草地が広がった。草刈りをして間もないのか、草丈が低い。草地に入って高速道路の近くまで進む。この一帯はかなり高く、高速道路の西の農場が眼下にに見える。北西の空は雲が多く、山並みは霞んでいた。




四番通りに出て、西へ戻る。見えていた農場の東の道を、南へ進む。里芋を思い出して立寄った。未だ収穫されては居らず、根元には藁が敷かれていた。三番通りを西へ戻る。車の流れを見計らって、中央分離帯に渡る。イヌエンジュは盛大に莢を下げていたが、未だ色付いてはいなかった。





夕刻過ぎも良く晴れて、南の空に三日月が見えていた。今朝も良く晴れているが、気温がかなり下がっている。放射冷却で、窓ガラスが水霜で濡れている。漸く夏が去った。