29, 08. 2012 タマノカンザシ


当地には稀な残暑が続く。夜分も気温が余り下がらず、ここ2日ばかりは寝室の窓を閉めずに休んでいる。眼を冷やす為の冷温材が心地良く、就寝時にも活用している。昨日はゴミの集荷日だったので、作っておいたゴミ袋を4つ、集荷場所に運んだ。ついでにまた紫陽花やスモークツリーを切詰める。葉の緑が生気を失い、疲れた緑になって来ている。もう一月以上蕾を見せているレンゲショウマが、白さを増し、僅かに筋目が見えて来ている。こんなに開花まで時間がかかる種だったかと驚かされる。タマノカンザシが花を開き始めた。名称から連想する様に、花魁の簪の様に大きく張り出す。咲いた姿よりも、蕾の状態の方が、造形的には美しい。






寝室の大きな机が、久々にすっきりした。以前の家で使用していた6人垳の大きなテーブルを多目的に使用している。大きいのを良いことに、筆記用具やら手仕事の雑多な小道具を乗せている内に、収拾がつかなくなっていた。全て戸棚に納めて、電気スタンドを除いて、全て取り払った。当分は気持ち良く作業が出来る。もう10年以上使用しているアイロン台がすっかり草臥れていたので、散歩のついでに買い求めて来ることにした。住宅街を適当に折れ曲がり、南東に進む。マルメロの実が一段と大きくなっていた。サルナシの実も膨らんで来ている。先日見付けた蕎麦畑の前に出た。未だ花を付けていて、実にはなっていない。隣の向日葵は、花弁が殆ど朽ちて、種子が実入り始めていた。






一番通りから国道へ出て、ホームセンターでアイロン台を買い求めて戻る。今まで使用していたものの方が、造りがしっかりしている。旧い方を革の作業に、新しい方を布のアイロン用に使用することにした。煉瓦工場の東の道を戻る。ミヤギノハギが終盤で、僅かに種子が出来始めていた。東の沢に隣接するあかしあ公園mp楓が、早々と色付き始めていた。





タマノカンザシ Hosta plantaginea var. japonica ユリ科