02, 06. 2012 久々の雨


前夜から,ほぼ一月振りの雨が降った。もう少し降って欲しい感じだったが,10時前には上がってしまった。雨が暑気を洗い流した様に,30度を超えていた気温も少し下がり,凌ぎ易くなった。庭を廻り,雨で頭を垂れてしまった植物を立て直す。ヒヨドリバナが、ほぼ満開になって来ていた。小さな花の集合体なのだが、密が美味しいのか良く虫が群がる。




脳外科へは今日出かけることを決めて、午前中はひたすら両眼を冷やして過ごす。2時前に買物かたがたの散歩に出かける。先週末は未だ固い蕾だったネムノキが一斉に花を開いていた。高木で都合良く写真に納まってくれぬのが惜しまれる。陽が射さぬので、北の沢を端折り,北西の住宅街へ向う。エゴノキの実が少し大きくなり、特徴のある雫型になって来ていた。殆どの玉蜀黍は実を付けているのに,花穂が真っ盛りのものがあった。植え込んだ時期が遅かったのか,種類が異なるのかは判らない。






北西の住宅街のキウイは、また一回り大きくなっていた。このサイズになると,キウイであることが直ぐに判る。蕾の状態が続いていた南天が僅かに開き始めていた。植え込んだ小さな南天が此の状態になるのは,何時のことだろうか。昨年も見かけたフサフジウツギが,佳い色の花を付けていた。






買物を済ませ,野菜で膨らんだ買物袋を下げて戻る。中央分離帯に白い花を見付けた。前日市立病院近くで見かけた花樹だった。やはりイヌエンジュと思われる。2年前の暑い夏の日、タホ河の流域で見かけたイヌエンジュを思い出した。あの折は、高い道路から樹を見下ろしていたので、印象がかなり異なる。8月の半ばだったので、花はすっかり開いていた。暫くはイヌエンジュを楽しめそう。



ネムノキ   Albizia julibrissin マメ科
ヒヨドリバナ Eupalorium chinense var. oppositifolium キク科