10, 07. 2012 広がる水藻


前夜からの雨が上がった昨日は、気温も下がり薄暗い一日となった。今日のゴミの集荷に合わせて、前日纏めておいた剪定した小枝をゴミ袋に詰め込もうと庭に出たが、雨で濡れて殆ど萎んでいなかったので、もう少し干そうと今日の仕事に廻した。東の境界付近のオオウバユリの蕾が分離し始めていた。家の東壁傍に出たオオウバユリは、陽が当たらぬ場所なので未だ蕾は分離していない。




何度が礬水の状態を試しているが、気温や湿度の兼合いがあるのか、以前の様には固まらない。諦めて本を読んで過ごした。2時前に散歩に出かける。気温はかなり下がっているが湿度が高く、鬱陶しい天候だった。南へ向って歩く。ヒョウタンボクの実が大分赤くなっていた。綺麗な瓢箪型の実。栗の花は満開状態になっていた。マルメロの実が、また少し大きくなって来ている。






一番通りを西へ向う。玄関脇に植えられたスモークツリーが満開のお宅があった。葉の小さな種のスモークツリー。西側には、葉が大きく茶色の種の木も植えられていたが、こちらには花が付いていなかった。街路樹のプラタナスの根元に、ビロードモーズイカが数本立ち上がり、花を付けていた。





中央の沢の東の遊歩道を北へ戻る。池を見下ろす遊歩道に入る。水面の水藻の量が、一段と増えていた。落葉松に絡まったイワガラミが特徴のある装飾花を見せて開いていた。




二番通りを越えて西へ向い、北の沢の西の遊歩道に入る。遊歩道角にある大きなヤマグワの実が熟し、夥しい数の暗紫色の実が落ちていた。昨秋、樹の葉が落ちてから見付けたイワガラミは、手前の樹々の葉に遮られ、肉眼では僅かに見えるものの、写真に姿を捉えることが出来なかった。三番通りを東へ戻る。北の沢の池も水藻が広がり、水面が狭められていた。最上部の写真が北の沢の池。何年も池を見て来ているが、これ程水藻が水面を覆う様は見ていない。過日白い花を見せていたエゴノキは花弁を落とし、雌しべを付けた小さな実が下がっていた。




イワガラミ Schizophragma hydrangecides ユキノシタ