26, 06. 2012 アワモリショウマ


朝方の雲は8時過ぎには切れて、昨日は好天となり気温も上がった。6月は北海道の最も佳い季節なのだが、日の長い時期がずっと低温と不順な天候で、酷く損をした様な気がする。今日のゴミの集荷に合わせて、伸び過ぎた石楠花と、蔓延り過ぎたメイゲツソウを切り取った。陽に当ててしんなりさせると、ゴミ袋に入れ易くなる。




アワモリショウマが見頃になって来た。余り咲き過ぎるとすっきりしない。西側のヒバを切った跡は、アワモリショウマ、セージ、ヤグルマソウで、佳い一画が出来て来た。切詰めたメイゲツソウの隣では、トリアシショウマの花序が白くなり始めていた。





仕事の区切りが付いた2時過ぎに、散歩に出かけた。気温が大分上がって、風が心地良い。日射しも強かったので、日陰になる緑地帯を歩こうと、南へ向う。南の緑地帯のシナノキにも、托葉と花序が見えていた。ヤマグワの実が色付いていた。





鉄道林前の道を東へ向う。エゾマツと競って背丈を伸ばしているハリエンジュは、満開を過ぎて花が散り始めていた。大きな花序を広げ白い花を見せていたオオハナウドが、緑色に変じて来ている。近間の花序を見ると、種子が出来始めていた。花序はやがて、褐色に変じる。オオイタドリが見上げる程、背丈を伸ばしていた。






オニグルミの実が大分膨らんで来ていた。ミズバショウの咲く窪地では夏草が生い茂り、大きなミズバショウの葉が埋没してしまっている。大きな山蕗の葉が虫に食べられ、レース模様になっていた。気温が虫の活動が活発になる。庭では農薬を使用していないので、下草や茎の下葉を取除き、風通しを良くしなければならないと思いながら戻った。東の沢は鬱蒼として、もう空が透けて見えなくなっている。春に蕗の薹を採った空地は夏草が生い茂り、マーガレットが白く広がっていた。見かけは優しいマーガレットは繁殖力が強く、手が廻らなくなった庭や空地を占領している。





アワモリショウマ Astilbe japonica ユキノシタ