20, 06. 2012 エゾツツジ


台風4号が南方海上から北上して来た昨日は、曇の予報にも拘わらず良く晴れた。気温も幾分上がったが、風はかなり強かった。前日切り取った枝や引き抜いた雑草をゴミ袋に詰め込んで集荷場所まで運ぶ。先日の雨で、開いて来たチシママンテマが頭が重くなり倒れて来たので、添え木をして縛った。台風の接近が報じられているので、チョウジソウも縛った。エゾツツジが見頃になって来た。今年は花の付きが良い。高山系の植物で、背丈は20cm程。大雪山系で見た記憶がある。




友人のIさんが、シラネアオイの芽が出なかったとコメントを寄せられておいでだったので、数日前自然発芽した芽を鉢に上げておいた。一緒に送ろうと、数種の植物を鉢植にした。丁度入る箱が見付からず、段ボールの蓋を上げて荷造りする。5分程離れたコンビニまで運び宅急便でと依頼したが、植物は扱わないと断られた。今まで何度も送っているのに、鉢植にしたのが不味かったのだろうか。仕方なく持ち帰り、札幌へ出かけるついでに、届けることにした。



宅急便の発送が上手くいかず時間を取られて、3時前に散歩に出かけた。少し東を廻ろうと、住宅街を東へ向う。ツキヌキニンドウが咲いていた。朱赤の種よりも、あの段重ねになる種やハマニンドウの方が好ましい。塀と道路の間に、白いホタルブクロが咲いていた。園芸種の植物に混じって、ヤマワサビの白い花が咲いていた。植え込んだのではないのだろうが、キツネノボタンも咲いていた。最近は余り目にすることが無くなった植物。青い実を付ける名称不明の木は、白い花が散って実を付けていた。







東の沢に続くあかしあ公園のエゾサンザシが咲き始めていた。葉が黄色いので余り目立たないが、近くで見ると繊細な花。沢のホウノキは花が終り、キャンドルの様に花芯を立てていた。





三番通りを西へ戻り、オオバボダイジュを見上げる。蕾が少し膨らんで来ていた。柿の木の葉陰に花が付いていた。僅かに黄色くなっている花もあった。




エゾツツジ Therorhodion camtschaticum ツツジ