19, 06. 2012 ハクウンボク


前日の雨が上がり、昨日は雲は多めながら晴れて気温も上がった。今日のゴミの集荷に合わせて、クロフネツツジの実を取り、未だ高めの枝を切る。直ぐ西のシャクナゲも枝を詰めて、実を切り取った。実を取らずに放置しておくと、肥大して翌年花の付きが悪い。実に廻す栄養を、花に廻させようとする狙い。

数年良く花を付け、彼方此方に種子を飛ばして自然発芽させていた白花コマクサの親株が、今年は元気がない。直ぐ傍の自然発芽した子株の方が威勢が良い。二箇所に自然発芽した芽を纏めて植え込んであるが、もう数カ所増やした方が良いかも知れない。家の東側に植え込んだ子株は、白花ではなく、ピンクの株らしい。ピンクの親株も消えてしまったので好都合。此の種子を利用して、増やすことにする。




仕事の区切りが付いた2時前に散歩に出かけた。前日雨で余り歩いていなかったので、距離のある道立図書館のハクウンボクを見て来ることにした。東町公園を抜け、一番通りを西へ進む。中央の沢の階段を下りて、沢の中の遊歩道を南へ進む。遊歩道の土手の上は、アンダーパスに続く車道が走っている。先日白く咲いていたオオハナウドは盛りを過ぎていた。遊歩道はやがて、車道に合流する。この一帯はハリエンジュの巨木が多く、甘い香りが漂っていた。チシマアザミが花を開いていた。鉄道林前の道の橋を潜り抜け、アンダーパスで、線路と国道を潜り抜けた。






階段を上って、図書館の前庭に出る。稀に樹に名札が付けられているので、葉の上に実を付けた樹はないかと探したが、見当たらなかった。広大な前庭の中程にある2本のハクウンボクは満開の状態で、甘い香りを漂わせていた。刈られて間もない芝生には、白い花弁が落ちていた。






前庭を南へ進む。エゾサンザシの蕾が膨らんで来ていた。少し子房が膨らんだオニグルミを見上げて、前の庭のに市の道を北へ戻る。国道を渡り、跨線橋を渡って団地へ戻る。中央の沢の西の階段を下りて沢を渡り、東の遊歩道を北へ進み、北の沢の遊歩道に入る。ヤマブドウが小さな実を付けていた。柏の巨木に絡んだツルアジサイの装飾花が、白く開き始めていた。







コマクサ   Dicentra peregrina ケシ科
ハクウンボク Styrax obassia エゴノキ