18, 06. 2012 ハゴロモグサ


九州、四国地方に大雨を降らせた低気圧の北上で、昨日は前夜からの雨が降り続いた。相変わらず、気温は低い。5月に全ての原発が停止していたのに、産業界の突き上げがあったのか、充分な検証もなしに大飯原発の再起動の決定が出された。事故が起きた危険範囲の30kmの中に、隣の京都府舞鶴市の実に7割が入ってしまうという。関西圏の水瓶である琵琶湖も近く、何故今慌てて再起動させるのかが全く解せない。

花序が色付き始めていたハゴロモグサが咲き出した。他の花を引き立てる副えとして、重宝な植物。花期は結構長いが、種子にならぬ前に切り取らないと、発芽率が高く、彼方此方から芽を出してしまう。エゾルリソウも咲き出した。写真は、何れも前日に撮ったもの。





A4サイズの封筒が切れて、仕事の区切りが付いた2時前に買い求めに出かけた。雨は霧雨程度なので、傘をささずに出かける。少し南東を廻って来ようと、南へ向う。公団アパートの敷地にある大木が、白い花を付けていた。此の樹も名称不明。住宅街の中の畑は、もう植え込む余地がない程、様々な野菜が植え込まれていた。今年はこの畑の東の空地も整備され、様々な野菜が植え込まれている。少し雨粒が大きくなって来たので、東の沢へ向うのを取り止め、住宅街を北東へ向う。サクランボの実が色付き始めていた。






封筒を買い求めて店を出る頃には、また雨は霧雨状態になっていた。帰りがけに、ネナシカズラセンニンソウのあるお宅へ立寄る。ネナシカズラは葉を出していたが、センニンソウは昨年の朽ちた蔓のままだった。園芸市を覗いているが、センニンソウが中々見付からない。白いハマナスが雨に濡れていた。空地の伸びたイネ科の植物が雨で頭を下げ、アカツメクサが覗いていた。




ハゴロモグサ Alchemilla japonica バラ科