07, 05. 2012 束の間の青空


大型連休最終日の昨日は、朝方の雲が消えて青空が広がり五月晴れとなった。最後に行楽日和がやって来たかと思っていたが。11時前には薄雲がかかり、やがてすっかり薄暗くなった。洗濯機を仕掛け、庭の梅がぽつぽつ開き始めたので、過日長い剪定鋏が届かず残っていた枝を、樹に登って切り落とした。

キバナカタクリが咲き揃って来た。サンカヨウも、葉影の蕾を残して、咲き出した。白い花弁を見せていたオオバナノエンレイソウも開いた。天候の良い日に、中央の沢のオオバナノエンレイソウの群落を見て来たい。昨年少し陽当たりの良い位置に植え替えたレンゲショウマが芽を出した。今年は花を付けてくれるだろうか。







午後に入って、時折雨が落ちて来た。酷くならぬ内にと、雑用を後回しにして散歩に出かけた。北西を小さく廻って来ることにした。ハマニンドウが葉を出していた。ガマズミも特徴のある葉を出し始めた。出始めはマンサクの葉に良く似ている。今年も花を楽しませて貰えそう。大きかったズミが切詰められて、葉を出していた。





北の沢の大分手前の幹線道路を北へ向う。三番通りを越える折に、大分東の中央分離帯に黄色い樹木が目に入った。エゾサンザシにしては樹が大きい。帰りがけに確かめることにした。カタクリの大きな株があったお宅に、キクザキイチゲが咲いていた。小公園が並ぶ道を東へ戻る。木瓜の蕾が膨らんで、色付いていた。住宅街の外れから原野を見渡す。緑が濃くなって来た野原の西に、山並みが見えていた。





三番通りに戻り、中央分離帯を見渡す。100m程西に、黄色い樹が見られた。西へ戻り、中央分離帯へ渡る。黄色く見えたのは、若葉ではなく、サンシュユだった。背丈は電線を遥かに越えていた。今年の春は、思いがけずサンシュユとの出会いが多い。中央分離帯シナノキが、オリーブ色の若葉を出していた。また雨が落ちて来たので、急いで家に戻った。




今朝は曇空。薄日は射しているが、風が強い。昨日切り取った梅を玄関に生けておいたら、花が開いていた。


キバナカタクリ Erythronium Hybrids ユリ科
サンカヨウ   Diphylleia grayi メギ科