24, 04. 2012 雨に煙る沢


酷い雨ではなかったが、昨日は前夜からの雨が降り続き、薄暗い一日となった。数日前から手がけようと思いながら、一日延ばしにしていた冬物の衣服の片付け作業をした。コート類は1年中吊るしておくのだが、暖かい季節には無用なので、ビニールの覆い付きのハンガーに掛けて奥の方へ吊るし、合ものや夏物を手前に出す。ボトムズは場所が充分にはないので、冬物と夏物を入れ替えて吊るす。結構時間を取られてしまった。

防虫剤が不足になったので、2時少し前に買い求めに出かけた。少し南東を回り道して、三番通りのドラッグストアで調達することにした。余り強い雨ではなく、傘をささずに歩けそうな霧雨だった。家の東側の屋根からの落雪が、随分融けていた。もう少しで、道路からアトリエの入口に入れそうになっていた。庭を廻ってみる。カタクリの葉が緑色となり、蕾が僅かにピンクに染まって来ていた。




東のナナカマド公園へ向う。冬の間ネットで保護され雪に埋っていたコノテガシワが、ネットを外され自由のの身となっていた。黄色い花を見るのが愉しみになって来た。ナナカマド公園の芝生には、小さな茸娥出ていた。雪解けの後の雨で、水分が充分な為だろうか。





公園を抜け、強い風を避けて住宅街を南東に向う。2種のクリスマスローズがもう背丈を伸ばして、咲いているお宅があった。水仙も開花間近になって来た。小振のヒアシンスが咲き出していた。






東の沢は、雨で煙っていた。梢の小さな芽の集積が、今まで見えていた対岸を覆っている。半年前の秋の終りとは逆の現象。北へ向い、二番通りから沢に続く公園を見下ろす。雪は殆ど融けて、草地の緑が増して来ていた。沢に沿って北へ向う。最も早く芽を吹いていたネコヤナギは伸びて長くなり、芽の中心が緑色になって来ていた。




防虫剤を買い求めて戻った。秋まで衣服の入れ替えをせずに過ごせる。今朝も霧雨が降り続いている。雨が上がったら、冬囲いを外す作業を進めようか。