25, 04. 2012 ほんのり桜色


昨日朝方は霧が深く、小雨が降っていたが、9時半を過ぎて雨が上がった。暗くて仕事にならないので、冬囲いの除去を進めた。アトリエの南側と東側、母屋の東側を取り除いたら、正午近くになっていた。今日は気温が高くなる予報が出ていたので、昼食後も作業を進めた。家の西側と玄関前を取除いたら、2時近くになっていた。これで陽が射して気温が上がると、陽光を充分に受けられる。竹や荒縄は濡れていたので、始末は今日に廻した。気掛りな庭仕事を一つ片付けた。

一休みして、散歩に出かけた。広い空間が見たくなり、住宅街を北東へ向う。雨は上がってはいるものの、雲は未だ厚かった。近隣では最も早く花を開く大きなアセビが咲いていた。冬の寒さが酷かったので、大分蕾が凍って朽ちている。庭のアセビも、雪を冠るのが遅れた上の方の蕾が朽ちてしまった。エゾムラサキツツジが、開花寸前になっていた。オオヤマレンゲの細かった芽が、膨らんで来ていた。






高速道路の西の道を北へ進む。白かったネコヤナギは、すっかり緑色に変わっていた。四番通りを西へ戻る。冬の間除雪がされていなかった北側の歩道が出ていた。北側の歩道を歩く。甥や姪が通った中学校のグラウンドは低い位置にあって、未だ雪が残っていた。歩道際に桜が数本植えられている。先日まで固かった桜の芽が分離して、花芽の先端が僅かにピンクになっていた。5月に入っても暫くは桜は開くまいと思っていたが、好天が続くと上旬には開花するかも知れない。






盲学校の角まで西へ戻り、北の原野を見下ろす。東側の昨年玉葱が植えられていた畑は、未だ手付かずの状態だった。今年は何が植えられるのだろうか。西側の昨秋種子が蒔かれていた畑には、緑色の帯が出来ていた。盲学校前の道を南へ戻る。ずっと続くナナカマドの並木で、冬芽が膨らみ小さな葉になっているのを見付けた。ナナカマドの葉の展開は、最も早い。間もなく茶色の若葉が広がるものと思われる。




今朝も曇空。最高気温は20度を超える予報が出ている。引き抜いた竹と荒縄の片付けをしなければならない。