17, 02. 2012 快晴の午後


様々な警報、注意報が目白押しだった昨日は、午前中は雪が舞ったが、時折陽が射し、午後に入って青空が広がった。天候に合わせて、午前中に陶の作業をして、陽光が射し込み始めた午後に和紙の仕事を進めた。吹雪の為の交通事故や電車の運休が報じられていたので、運良く悪天候を逃れたことになる。

和紙の仕事に区切りが付いた2時半頃に散歩に出かけた。北東を廻ろうと、ナナカマド公園へ向う。頭上は真っ青な空。相変わらず西の雲が活発だったが、雪の心配はなさそうだった。モクレンの冬芽が大きくなり、銀色に光っている。公園の東の住宅地も、排雪が終り道幅が広がっていた。削られた雪の壁から、ナツハゼが見えていた。路面近くまで、雪で頭を下げていた。




東の住宅街を2つ通り抜けて、東の沢へ出た。昨冬、雪で枝が数本折れた巨木は、今の所枝折れもなく、梢が柔らかく煙っている。余りに高くて見えないが、冬芽が出ているものと思われた。沢に沿って北へ向い、三番通りを越えて高速道路の西の道に入る。昨年、際立った花や実を見付けられず、名称が判らないままになっている大木も、梢が黄緑色に光っていた。





緩い下り坂の道を北へ進む。住宅が切れると、風が少し強まって来た。農場の厩舎の傍の樹に鴉の姿がなかった。西の電線にも鴉は止まっていない。鴉対策を講じた様子だった。真直ぐ四番通りを西へ戻ろうとしたが、前方に地吹雪の雪煙が見えていたので、農場の間の道を南へ戻った。南東に連なって流れる雲の表情が穏やかだった。





昨夜は星が綺麗に見えていたが、明けて来た空は雲なく良く晴れている。気温はぐんと下がり、先刻からガラス窓が氷結し始めた。今日は午後から展覧会を観に札幌へ出かける予定。戸外の展示もあるので、晴天は望ましい。