14, 02. 2012 梢色付く


前日夕刻から大荒れに荒れたが、昨日は風も止み、良く晴れた穏やかな一日となった。少し北の岩見沢では、降雪の為に、小中学校が休校になったと報じられていた。プラスの気温にはならなかったが、前日よりも5度程気温が上がり、陽が射すと窓ガラスを覆っていた雪が緩んで、ずるずると滑り落ちた。久々に和紙に大きな平刷毛で着彩する。完全に乾かないと次の色を乗せられないので、乾く間に陶の作業を進めた。

一区切り付いた2時過ぎに、散歩に出かけた。先日風が強くて廻れなかった南東を廻って来ようと、シラカバ公園を南に抜ける。小学校前の広場には、良くもこれ程高く積上げたと感心する程、高い雪の山が出来ていた。前日のポプラ同様、プラタナスの梢も離れた位置からは黄緑色を帯びて見える。下の枝先には、大きめな冬芽が出ていた。





東町公園の小山では、小学生がスキー授業の最中だった。2組に分かれて、指導の教師の指示のもと、神妙な面持ちで滑っていた。




一番通りを越えて、南の緑地帯に入る。雪が緩んで滑らず、足元を気に懸けずに歩けるのが良い。樹々を見ながら歩いて、ミヤマカケスを2羽見付けた。コガラやシジュウカラと並ぶと図体が大きく見えるヒヨドリも、ミヤマカケスの傍では可愛らしく見えた。





緑地帯を抜け、鉄道林前の道を東へ進む。エゾマツの長い松毬が、雪を乗せて光っていた。枝が上を向くのは全てエゾマツと思っていたが、この赤茶色の長い松毬を付けるのは、アカエゾマツという種らしい。エゾマツに混じる雑木の梢が、柔らかに色付いていた。背から受ける陽射しは暖かく、気持ちの良い散歩だった。




今朝は曇り空。最高気温が4度になるとの予報が出ている。晴れると雪解けも進むのだろうが、この天候では余り期待は出来ない。