30, 01. 2012 埋もれる


昨日は気温は上がったものの,雪が降り続いた。暖かいので雪の結晶が大きく,積り易い雪だった。日曜日の仕事と定めてある雑用を片付ける。前日成形したものに,緩く溶いた粘土を塗り重ねるモデリングの作業を進めた。平板を厚くすると亀裂が入り易く,幾分薄めで成形してモデリングをする方が、比較的すんなり事が運ぶ。

石膏板に新たな平板を作り,小一時間の予定で散歩に出かけた。日曜日とあって、通勤や通学の足がないことから、除雪されていない道が多かった。雪雲の隙間から,時折弱い陽が射す。あと僅かで市の排雪作業が行われる予定なのだが,限界を超えているお宅が目に付いた。庭木と生垣,道路の雪が繋がってしまっているお宅が多い。自然に屋根の雪が落ちないお宅は,雪の中に埋もれている様な状態だった。






雪の中でもヒヨドリの姿は彼方此方に見受けられた。昨朝,札幌在住の方のブログに、キレンジャクではないかと思われる、鳥の群の写真が載せられていた。今年もキレンジャクヒレンジャクの姿を見ることが出来るだろうか。




小公園が並ぶ道を,東へ戻る。南北に通る道の突き当りに,除雪車が原野に押し出した雪の山が出来ている。山の外れまで進んで,原野を見渡した。札幌の方角は雪で霞み、山並みは見えなかった。引き返して来ると,ダンプに雪を積んだ方々が,随分離れた所から雪を運ばれているのに出会った。一度にそれ程多くの雪は運べないのに、運ばざるを得ない程雪に埋もれているのだろう。




三番通りに戻り,シラカバ公園を抜けて家に戻った。途中の大きなナナカマドが,雪の重みで枝が折れていた。時折陽が覗くものの,雪は夕刻遅くまで降り続いた。




昨夜のニュースで,明日から日本海側は大雪となると報じられていた。昨年の大雪に懲りて排雪業者に依頼してあるので家の前に雪はないが、個人の力での雪の処理は限界を超えている。