24, 01. 2012 久々の晴れ間


朝方散らついていた雪も止み、昨日は午後に入って晴れ間が覗いた。僅か数日なのに、ずっと雪が降っていた様な気分がする。義妹が林檎に積った雪を払っていた。やはり最初にやって来たのは、食いしん坊のヒヨドリだった。高い空から見付けるのだから、目の良い鳥なのかも知れない。鳥は赤い色に最も良く反応すると、何かで読んだ記憶がある。



次の作品の為に、支えとなる筒状のものを探しに、国道傍の日用品の大型店へ午後から出かけた。買物のついでに100円ショップを探したが、適当なものが見付からなかった。上空と東の空は晴れていたが、西には雪雲が広がっていた。ナナカマド公園を抜け、緑地帯を南へ向う。黒ずんだ実を残しているニシキギの氷が、逆光でキラキラ光っていた。彼方此方にヒヨドリの群が見られた。枝にびっしりと茸を付けた樹を見付けた。茸は、枯れた枝に付くのだろうか。





一番通りを東へ向う。風は冷たいが背から陽が射して、暖かかった。歩道脇の雪の表情が面白い。小学校の北の牧草地脇は、地吹雪で迫り出した雪が、面白い曲線を描いていた。






煉瓦工場の前を通る。高く積上げられた煉瓦からも、積った雪が迫り出して小さな氷柱を下げていた。歩道に枝を伸ばした街路樹に、小さな冬芽が出ていた。




広い店舗を隈無く探したが、都合良く使用出来そうなものが見付からず、大きな容器に入った水溶性の植物の栄養剤を2本買い求めた。底を合わせて2本並べて、画用紙で巻いて筒状にして使用する積り。荷物が重いのと、北風が冷たいので、風を避けて住宅街を曲がりながら、最短距離を戻った。西の雲が大分迫り出して来ていた。



夕刻夕映えが出ていたが、今朝は昨夜来の吹雪。林檎はまた綿帽子を冠ってしまった。家の壁にも窓ガラスにも、雪が貼り付いている。