25, 01. 2012 吹雪が止んで


前夜からの吹雪が続き、昨日午前中は時折陽が射すものの、雪は降り止まなかった。アトリエから居間に出ると、飼い猫の1匹が真剣に外を見つめていた。視線の先には、雪をこんもり冠った林檎に、ヒヨドリが飛来していた。前日見付けた位置を、記憶していたのだろうか。





前日買求めて来た2本の容器を画用紙で巻いた筒は、作業がし易かった。一工程を終えて、新たな平板を石膏板に貼付けて、散歩に出かけた。午前中の吹雪が嘘の様に、すっかり晴れ上がっていた。積雪は15cm程。車のタイヤの跡を歩く。シラカバ公園を抜け、東町公園の西を通り抜け、南の緑地帯に入る。除雪が済んでいない遊歩道には、足跡があって難なく歩けた。高い樹の梢に、コガラとヤマガラの群を見つけた。カメラを向けて、下の枝に、大きなミヤマカケスが止まっているのを見付けた。




ミヤマカケスを追う。番いなのか、もう1羽現れた。上手く捉えられなかったが、羽根を広げると、青い地に黒い斑点がある鮮やかな部分が見える。今冬は、ミヤマカケスに出会う機会が多い。




緑地帯を南へ進む。もう1種、ヒヨドリよりも体型の丸い鳥を見かけた。ツグミだろうか。鉄道林近くには、シジュウカラの姿があった。





鉄道林前の道を西へ進む。中央の沢の遊歩道を戻る積りでいたが、時計を見ると平板が程良くなる時間が迫っていた。鳥と遊び過ぎたらしい。500m程手前の道を北に折れ,北風を避けて住宅街を北東に戻った。西に浮かぶ雲の端を、陽が虹色に染めていた。久々に、大きなマンサクがあるお宅の前を通った。マンサクの枝は随分切詰められていたが、黄色を帯びた芽が数多く出ていた。



大雪注意報が出ていたが、今朝も良く晴れている。曇っていたガラス窓が、先刻から結氷し始めた。気温はかなり下がっているものと思われる。マンサクの咲く春が待ち遠しい。