20, 01. 2012 雪緩む


昨日朝方は重い雲が垂れ込め、小雪が舞っていたが、8時を過ぎて雲が切れ、青空が広がった。暖かいのか、出窓の屋根に僅かに積っていた雪は、直ぐに融けた。洗濯機を仕掛け、陶の作業に入る。少し手慣れて来たとは言え、ペーパークレイは脆く、中々の難物。未だ完全には制御出来てはいない。

2工程を終え、新たな平板を準備して、散歩に出かけた。地平に近い部分には雲が見られるが、上空は真っ青な空が広がっていた。風もなく暖かい。雪が緩んで滑らず、歩き易かった。生垣から雪屁の様に迫り出した雪の下に、小さな氷柱が下がり水滴を落としていた。除雪車に削り取られた雪の壁の表面が緩んでいる。




風もなく暖かいので、広い原野を眺めて来ようと、北西へ向う。暖かな陽射しに、春早く花を付けるマンサクをを思い出し、見に立寄った。黄色を帯びた芽が膨らんでいた。三番通りを越えて、小公園が並ぶ道を西へ向う。最も東の小公園の東側に、除雪車が雪を北の原野に押し出した道が付いていた。過日も見かけたユキヤナギには、細い枝の先まで氷柱が出来ていた。





南北に通る幹線道路に出て北へ向う。西には穏やかな雲が見えていた。少し霞んでいたが、手稲山が見えていた。四番通りの交差点で信号待ちをしていると、雪を積んだトラックが北へ向った。雪の堆積場は東なのだが、もう許容量を超えてしまったのだろうか。四番通りを東へ戻る。未だ幹の彼方此方に雪を残したキタコブシが陽を受けて冬芽を輝かせていた。






あれ程多くのトラックが出入りしていた雪捨て場は、閉鎖されてひっそりしていた。昨年よりも早い様に思われる。昨年の大雪に懲りて、排雪業者に依頼する家が増えた所為かも知れない。東へ進み、巨大になった雪の山を見る。無人になった雪の山は、青い影を見せていた。動物の足跡が、雪原に長く伸びていた。





今朝も良く晴れているが、気温が低く、窓ガラスに結氷が出ている。冬至から一月、日は大分長くなって来た。