18, 01. 2012 雪が止んで


昨日午前中は雪が舞っていたが、午後に入って青空が覗いて来た。今迄よりもサイズの大きいものを創ろうと、粘土を溶く作業を始めた。大きなボールに2種の磁器粘土を溶かし、小さく千切った紙片を混入して均一になる様に混ぜ合わせる。白と色素を入れた青の2色の粘土を練るだけで、午前中が費やされた。

陽が射して来た午後、石膏板に2色の粘土を重ねて塗り込んだ平板を貼付ける。程の良い状態に乾く迄2時間と読んで、散歩に出かけた。前日の雪は水分の多い雪だったらしく、午後に入っても樹々の雪は落ちていなかった。裸形の樹々に咲いた雪の華を見上げながら、南へ向う。東町公園の樹々も、雪化粧していた。飛回る鳥の数が多かった。




南の緑地帯には、数多くの鳥の姿が見られた。コガラやヒヨドリに混じって、一回り大きなミヤマカケスの姿があった。しかも、2羽の姿が見られる。少しずつ南へ移動して行く。此の2羽の後を追うことにした。




緑地帯の遊歩道の左右の樹々に飛び移りながら南へ進むミヤマカケスを追う。大きなミヤマカケスが枝に止まると、雪がばさっと落ちて来る。南の公園を抜け、鉄道林前の道に近付いた頃、2羽は鉄道林を越えて南へ飛び去った。手が届きそうな低い位置に、樹の幹を突つくコガラの姿があった。







鉄道林前の道を西へ進み、中央の沢の東の遊歩道を北へ戻る。東西に走る道から押し出された雪が、沢の彼方此方に山になっていた。北の沢の遊歩道に入る。此処も押し出された雪で、かなり距離があるカシワの樹まで、固い雪が届いていた。雪の山を登って、カシワの樹に絡まっているツルアジサイを見上げる。黄色い冬芽を出していた。




昨夜からの降雪はなかった様子だが、今朝は雲が重く広がっている。雪はもう要らない。