08, 01. 2012 冬の温室 - 2 -


蘭が丁度花盛りだった。大きく華々しいカトレアよりも、小振の蘭に目が止まる。ブラッソカトレアという優しい表情のカトレアがあった。仰々しいカトレアよりもずっと好ましい。パフィオペティラムが渋い色を見せていた。




最後の多肉植物の部屋は圧巻だった。ウチワサボテンの花はこれからだったが、アロエの仲間が種々の花を見せていた。特大のアロエは、花も大きい。ぐるりと廻って温室を出ようとして、鉢に植えられた多肉植物の花を見付けた。多肉植物としては、可憐な感じの花。鉢からぐにゃりとはみ出した茎に、蕾が付いていた。咲いた花よりも魅力があった。






久々に溢れる緑を目にし、緑の匂いを嗅いで、佳い気分転換になった。道庁の南門から構内を通り抜け、駅前に戻った。池は雪で、殆ど白くなっていた。4軒の生花店を廻ったが、何処も殆ど年末と変わらぬ花揃え。アオモジがあったので、百合や蘭、ドラセナを組合わせて買い求めて戻った。



一夜明けた昨日は、朝から雲なく晴れた。教室を終え、陶の作業の段取りを付けて、夕食の素材を買い求めに出かけた。風もなく、気温は高めで、雪が緩んでいる。北西を廻ろうと、シラカバ公園を北へ抜けた。ポプラの梢が、黄緑色に輝いて見える。北西の山並みは雲で煙っていたが、雪雲ではなかった。




四番通りを東へ戻る。雪を満載したトラックに、何台も追い越された。雪捨て場は、大小様々なトラックで、混雑していた。三番通りへ戻り、スーパーへ向う。中央分離帯のズミに、ヒヨドリが群がっていた。七草粥用のセットを買い求めて戻った。





昨夜月が明るかったが、今朝も雲なく良く晴れている。気温は下がって、ガラス窓に久々に氷の華が咲いた。