09, 01. 2012 雪が融けて


先日の大雪は、気温が高めで柔らかい雪だった。パウダースノーと比べると結晶が大きく、それ故大雪となってしまった。一昨日は、寒中にも拘わらず暖かく、樹々に積った雪が融けて、様々な形の氷柱となっていた。昨日は一変、気温がぐんと下がった。小寒に入っているので相応の気温なのだが、前日余りに暖かかったので、酷く寒く感じた。

常緑の針葉樹は葉が残っているので、冠っている雪の量が多く、氷柱が数多く下がっていた。写真は下方の3葉を除いて、何れも前日撮ったもの。







湿った重い雪は、枝にも密着して残っていた。庭の樹々の雪も未だ落ちていない。細い枝からも、様々な形状の氷柱が下がっていた。ナナカマドの赤い実からも、小さな氷柱が下がり、先端から水滴が落ちていた。






昨日、陶の作業の区切りが付いた2時過ぎに散歩に出かけた。東は晴れていたが、西には雪雲が垂れ込めていた。南東の方を廻って来た。緑地帯のニシキギにも小さな氷柱が下がっていた。前日と異なるのは、寒さで雪も氷柱も固く凍っていること。暖気の後の寒気は、樹々に雪を凍り付かせ、余程暖かい日が巡って来ないと、雪は其の侭残ってしまう。住宅街の中の畑には、除雪車が押し上げた雪が、高い壁を作っていた。何時も畑に細い道を作っておいでの方なのだろう。道路際の雪の壁を少し崩し、畑の奥まで雪を踏み固めておいでだった。先に下がった氷柱が落ちぬ内に、新たな氷柱が重なって出来てしまったお宅があった。





東の沢の樹々は、前日とは異なり陰鬱な表情を見せていた。昨夕は綺麗な夕映えが出ていた。戸外は未だ暗くて何も見えないが、空は曇っているのか昨朝よりは気温が高く感じられる。