18, 12. 2011 豪雪地帯


昨日午前中は何度か雪が舞ったが、青空が覗いていて、午後に入って良く晴れた。前日夕刻のNHKの地方版ニュースで、少し北にある岩見沢市では、総積雪量が3mを超したと報じられていた。流れた映像では、道路の両側の雪は高い壁の様で、屋根の雪も多かった。市では豪雪対策の特別予算を組んで、特に高齢者に配慮するとのことだった。教室の折この件が話題になって、中のお一人が以前ご長男が仕事で数年岩見沢に住まわれたことがあって、並の積雪ではなかったと話しておられた。江別の先の石狩川を越えると、積雪量が急変するとのことだった。幸い今の所、当地の積雪量は50cmを超えていない。

教室を終えて掃除を済ませ、陶の作業の段取りを付ける。それ程雪が降ったとは思われなかったが、除雪車が家の前を通る音が聞こえていた。次の小品の為の2色の粘土を緩めに溶いて、紙を混入して準備を整え、2時少し前に夕食の食材を買求めに出かけた。玄関を開けると、5cm程の雪が積っていた。階段の雪を撥ねたが、道路際には除雪車が路面の雪や氷を削り取った壁が出来ていた。重く手に負えそうにないので、壁を乗り越えて出かけた。除雪車が削り取った道は良く滑る。

北西から南東へ向けて、雲が流れていた。道路が危険な状態なので、南を少しだけ廻って三番通りへ向うことにした。住宅街の中の畑の前を通る。また畑の奥まで、除雪したばかりの通り道が付けられていた。小山になっていた貯蔵庫は、積った雪で起伏が小さくなっていた。掘り出す為のスコップが挿されているのが面白かった。





陽の位置が下がり始めて行く。東の沢に隣接する小公園に運び込まれた雪が増えていた。昨冬枝を折られたホウノキの直ぐ傍まで、雪が押し寄せていた。陽が良く当っているのに、カラマツの枝が黒々と見える。冬芽が出て色付く迄には、未だ間がありそうだった。東の沢の西の道を北へ向う。此処の樹々には、大きな量塊となった蔓が絡み付いている。ヤマブドウは判別出来るが、その他にも異なる種の蔓が多く、未だ同定出来ていない。





三番通りを西へ戻り、スーパーに近付く頃には、夕映えが出始めていた。夜明けは遅くなり、日没は早まって、日中の時間の何と短いことか。



今朝はかなり高い空に白い半月が見えているが、先刻から雪が舞い始めた。雪の日曜日となるのだろうか。