17, 12. 2011 寒波襲来


朝方の晴れ間が持続して、昨日は澄み切った青空が広がったが、気温は大分下がった。佐賀在住のMIXY友Tさんは、雨から雪に変わり、初雪となったとコメントに書かれていた。寒気団は南の方まで押し寄せたらしい。雪の後の青空は、大気中の塵などを雪が吸収する為か、殊の外美しい青となる。小さなサイズで試みた、メビウスの輪を1点仕上げた。モデリングで、荒々しさが表現出来たと思う。

2時少し前に、散歩に出かけた。上空は真っ青。東と西に雲が見受けられた。明るい陽射しに、前日の雪の表面が輝く。広い空を見ようと、北の沢へ向った。除雪車が押し出した雪で、沢の入口にあるカシワの巨木の近くまで寄ることが出来た。下から見上げると、しっかりした冬芽が見られた。ヤマガラと思われる鳥が飛んで来た。暫く待ってみたが、佳い位置には止まってくれず、暫く樹を突ついて飛び去ってしまった。






遊歩道を北へ向う。西の雲は南東の方へ流れて、頭上に広がることはなかった。トチノキを見上げると、南のモミジの枝も目に入った。葉はすげに落ちて、竹とんぼの様な実が、すっかり脱色されて枝に残っていた。三番通りから池を見渡す。岸まで氷が張りつめ、真っ白な雪面に樹々の影が青く伸びていた。





三番通りを少し東へ戻る。門柱の上のベニシタンは葉を落とし、赤い実だけになっていた。すっかり殻が焦茶色になったツリバナに、僅かに朱色の実が残っていた。




南北に走る幹線道路を北へ向う。住宅が途切れて広い空が広がった。北西の空は雲が重く広がり、白煙の様な雲が地面近くまで下りていた。雪が降っているのかも知れない。始めて目にする光景だった。




昨夜も月が見えていたが、今朝未だ暗い南東の空高く、半月が輝いている。ガラス窓は氷結していないので、過日の-10度を下回った折程ではないが、気温はかなり下がっている。今日も真冬日の予報。寒さは続く。