08, 12. 2011 凍結する道


曇と雪の予報が出ていた昨日は、午前中は比較的雲が多かったが薄日が射し、午後に入って良く晴れた。前日は治まっていた風が強く吹いていた。今日工房へ伺う予定になっているので、素焼をお願いするものを点検し、エアーマットのビニールで包装した。

午前中の作業した部分が充分固まっていなかったので、先に買物がてらの散歩に出かけた。上空はカラッと晴れているが、西の黒雲が活発に動いていた。交通量の多い車道は雪が融けていたが、仲通は氷が張って、スケートリンク並みに良く滑る。状態が少しでも良い所を見極めて歩かなければならなかった。



夏から興味を持って見て来た畑の前を通る。何かを掘り出したのか、奥のネットで囲われた所まで、細く道が付けられていた。小さな小山の収納は其の侭で、雪に埋もれていた。




東の沢の前の小公園に向う。もう大分近隣から雪が運び込まれていた。枝が折れて下の枝を切られてしまったホウノキの傍まで、雪が運ばれていた。最初に出来た団地の東に隣接して出来た住宅地は、建坪率が異なるのか庭が狭い。自分の敷地内で雪を処理し切れず、公園に運び込むらしいが、立木を傷めぬ様にして貰いたいもの。




散歩を始めて間もなく見付けた気に入りの針葉樹は、どういう訳か松毬を付けない。随分注意して見て来ているのだが、今年も松毬の姿はない。飛切り背丈が高い、東の沢のズミは、未だ実を付けていた。




二番通りから東の沢へ入る道が、雪で通れなくなっていた。住宅街を三番通りへ向う。雪が来る前に僅かに葉を残していたドウダンツツジは葉をすっかり落とし、雪を冠っていた。雪から付き出した枝に、冬芽が見える。三番通り手前の窪地にも、雪が運び込まれていた。高い道路から押し出される雪で、樹の下枝がすっかりお辞儀をしてしまっている。折れなければ良いのだが。




西の雲の動きが早い。雪を降らせるかと思われたが、上昇すると雲が切れ、頭上に広がることはなかった。夕食の素材を買求めて戻る。スーパーの駐車場の北には、除雪された雪が、大きな山になっていた。長い雪との闘いが始まった。何時も東側から見上げているツルウメモドキは、駐車場の奥から見ると、木立の西へも蔓を伸ばしていた。





昨夜大分丸くなった月が見えていたが、今朝も良く晴れている。大荷物になったが、K・Kさんに差し上げる南天ヤドリギも忘れずに準備した。素焼の仕上がりが気に懸かっている。此の結果を見て、今後の成形を検討する積り。