08, 11. 2011 気温低く


昨日も気温が低く、薄暗い一日となった。10月の初旬がこの様な天候が続いていたのを思い出す。紅葉も最終盤で色彩が失せているだけに、暗く寒々とした感じが強まる。この先雪で地面が覆われるまでは、日も短くなり、地面が黒々とする最も苦手な季節となる。午前中の陶の作業が上手くいかず、補正をしている内に3時近くなってしまった。

帰りがけに大判の封筒を買求めて来ようと、散歩に出かけた。南東を廻って、最後にスーパーへ寄る道順。ナナカマド公園を通り抜けて南へ向う。公園に隣接するお宅のアジサイが佳い色に染まっていた。大きなベニシダレが、真っ赤に燃えていた。南の方のお宅のベニシダレは、しっかり冬囲いされていた。週末に冬囲いが進み、半分位のお宅の冬囲いが終った。ご自分で作業をされるお宅が早い。寒くなっての作業は大変なので、早めに済ませるものと思われる。ビニール紐や麻紐を使われるので、直ぐに見分けが付く。荒縄を使用されても、縄の結び目で判別が付く。





僅かに薄日が漏れて来た。西を振り返ると、厚い雨雲の隙間から陽が漏れていた。肌寒く、手袋を嵌めずに出て来たことが悔やまれた。通ったことがない住宅街の道を北東に進む。何処のお宅のハギも切詰められているのに、未だ枝を伸ばしたハギが黄色くなっていた。庭を見ると、雑草が生い茂っている。どうやら空家らしい。直ぐ隣のお宅で、咲き出したばかりの白い額紫陽花を見付けた。カメラを向けて、その奥に柿の木を見付けた。大きな柿の木で、樽柿の様な長目の実が数多く付いていた。此の柿は、干し柿にならないのだろうか。先日見かけた折、花を付けていたズッキーニの実が大きくなっていた。他の野菜は収穫され、地面が慣らされた庭に、2株のズッキーニだけが残されていた。







東の沢の西の道を北へ向う。沢の対岸の木立が見え、隙間から空が覗いていた。手前の樹の葉で見えなかったイワガラミが姿を現していた。僅かに残るヤマモミジの赤が、裸形になった樹々に映えていた。カラマツの葉が茶色くなり、道には針の様な落葉が積っていた。




今朝も雲が厚いが、僅かに青空が見えている。最低気温が0度を下回る地方が出て来た。散らばっている落葉を片付けなければならない。