03, 11. 2011 冬支度


晴天3日目の昨日は、風が強く、午後から薄雲が広がった。中々開かなかったヤマラッキョウが開き始めた。ツワブキに蕾が付かなかったので、此の花が庭の最後の花になった。



石膏板に塗布した粘土が程良く乾く間に、散歩に出かけた。1時間程で戻ると、丁度剥がし易くなっている筈。鱗雲の様な雲が広がっていた。落葉を踏んで歩く。冬囲いを済ませた家が目に付き出した。未だ全体の10分の1程度か。今週は未だ温かそうなので、来秋辺りに作業をして頂けると良いと思っている。





二番通りを越えて、南東に進む。漬物用の大根を干すお宅が散見された。最も多いのは、2階のベランダに干す干し方。脚立を組み立てて干しているお宅もあった。ユニークだったのは、カーポートのアーチ型の天井から吊るしてあるお宅。雨の心配がなくて良いのかも知れないが、玄関へ続くアプローチで、車の上に大根が下がっているのは、何とも奇妙な光景だった。漬け込みを始めているお宅もあった。





東の沢がスカスカになって来た。沢を利用した200m程の幅の公園があり、その東を高速道路が走っているのだが、高速道路の東に建つ白いマンションが透けて見えていた。二番通りを越えて北へ向う。降り積った落葉が、強い風に舞い上がっていた。




そろそろ粘土が程良くなる頃と、沢を離れて住宅街を西に戻る。薄く広がった雲の隙間が、虹色に光っていた。無花果のあるお宅の前を通る。小さな実が、色付き始めていた。アスパラガスの葉が黄色く色付き、モヘアの様な質感を見せていた。






ヤマラッキョウ Allium thunbergii ユリ科