04, 11. 2011 残照


文化の日の昨日も、雲なく良く晴れた。気温が下がる予報が出ていたが、風もなく穏やかな一日だった。5日に、冬囲いの作業の方々が見えるとの連絡が入り、今日のゴミの集荷に合わせて、少し切詰め作業を進めた。明日は天候が下り坂の予報が出ているが、朝から見えるとのことなので午前中には終了し、雨には当たらずに作業出来るかと思われる。

陶の作業の区切りが付いた2時前に散歩に出かけた。北西を廻って来ようと、住宅街を西へ向う。春に見えたご姉妹が庭仕事をされていた。シラカバ公園に隣接しているので、落葉の処理が大変そうだった。北の沢は、益々明るくなっていた。鳥が樹に止まった。逆光で色が見えなかったが、飛び方からヒヨドリと思われる。夏の間は鬱蒼としていて見えなかったが、葉が落ちて現れたシラカバに、黄色く蔦が絡んでいた。陽が当たる様になり色付いたヤマモミジが、最後の輝きを放っていた。





三番通りを越えて、風もなく暖かいので四番通りへ向う。札幌の西の山々は霞んでいた。四番通りを東へ戻る。様々な色を見せていたノブドウの実は、色褪せていた。キタコブシは、葉をすっかり落としていた。枝の先端に、白く光った小さな花芽が見えていた。





通りの南側の木立で、漸くサラシナショウマが花を開いていていた。昨年の花序が残っていて、開花を待っていたが、中々開かなかった。枯れたノラニンジンの根元で、マツヨイグサが未だ花を付けていた。花の後方、南東の空に白い半月が見られた。





盲学校の角を折れて南へ戻る。2種のツツジが時ならぬ花を付けているお宅があった。1種は春一番に花を付けるエゾムラサキツツジで、もう1種はヤマツツジだった。どちらを見渡しても雲なく良く晴れた休日だった。




今朝も風がなく、良く晴れている。残っている花を切って生け、切詰め作業を済ませてしまいたい。