20, 10. 2011 小春日和


久々に雲なく良く晴れた昨日は、風も幾分治まり、気持ちの良い日和となった。陶の作業の合間に、少しずつ切詰め作業を進める。遅れていた園芸種のホトトギスが咲き揃っていた。早速切って、少し開き過ぎのクジャクソウと合わせて生けた。



2時過ぎに、夕食の素材を買求めかたがたの散歩に出かけた。気持ちが良いので、団地の東端を、南から北まで、ぐるっと廻ることにした。コノテガシワの実が色付いていた。金平糖の様な実の変化を愉しみにしている。彼方此方のお宅で、庭仕事をされる人々の姿が見受けられた。




ナナカマド公園から続く緑地帯を進み、鉄道林の前の道に出た。前日の強風で、落葉が一段と進んでいた。数葉の枯葉がしがみ付いている桜、実を落として葉も数が少なくなった胡桃。鉄道林も、南の線路や国道が、僅かに透けて見える様になっていた。




団地の東端では、未だ道路の拡張工事が行われていた。仕方なく回り道をして、小学校の東の公園に入る。鉄道林に残る沢から地形的に続く公園は、埋め立てたれずに、中央が低くなっている。斜面の高い位置にあるハルニレの巨木は、造成以前からの樹と思われる。葉が黄ばみ始め、葉の数を大分減らしていた。低く垂れた枝があるのが佳い。朝に拝見した、S大M教授のブログで、住宅地の急坂の中程にあるテウチグルミの枝が無惨に切り取られた記述を思い出した。夏は佳い日陰を作っていたとのこと。葉や実も、屢々ブログに登場していた。




もう1つ、埋め立てで平になった日時計のある公園を抜け、東の沢の西の道を北へ進む。カラマツの葉も色付き始めていた。大分空が透けて見える様になった沢は、最後の輝きを見せていた。




三番通りを西へ戻ろうとしたが、余りの好天なので、四番通りから回り込むことにした。高速道路の西の道に入る。高い樹に、ツルウメモドキが絡まって、実を数多く付けていた。ガードレールには、トンボの行列。農場の北角を曲がり、四番通りを西へ戻る。ナナカマドに絡まっていたガガイモも、実が割れて綿毛を覗かせていた。農場の西の玉蜀黍畑も、半分程収穫が進んでいた。






今朝も全く雲なく、良く晴れている。風も殆どなく、穏やかな日和。好天は明日までの予報なので、庭仕事を進めたい。