16, 10. 2011 秋深まる


前夜からの雨は9時過ぎには上がったが、昨日は雲が低く垂れ込め,薄暗い一日となった。空模様の割には気温は高めで,朝から入れていたストーヴの火を,10時過ぎには消した。教室を終えて掃除を済ませ,陶の作業の段取りを付ける。黄葉を楽しむ為に残してあった内庭のチョウジソウが,色褪せて来ていた。

夕食の不足の素材を買求めに出かけた。北西を歩いて,帰りがけに買物をするコースを考えた。風がなく,歩き易かった。シラカバ公園は、落葉で埋っていた。住宅街を西へ向う。大きなベニシタンと紫陽花が,門柱と塀からはみ出していた。陽当たりの悪い庭のナツツバキは,漸く色付き始めた状態なのだが、南に面した庭のナツツバキがすっかり色付いていた。反り返り始めた葉も見える。





北の沢の遊歩道に着いた。南へ廻る遊歩道の角のお宅の蔦が,すっかり色付いていた。北へ向う遊歩道へ入る。北の沢も色付きが進んでいた。沢の中が明るくなり,池の対岸が見えて来ていた。落ちた栗の毬が沢の際に掃き寄せられていた。トチノキの葉は枯れ色になり,大きな葉が落ち始めていた。








三番通りを越えて,北の住宅街を北東に進む。頭上を小鳥が通り過ぎ,少し先の庭のノバラに止まった。久々に姿を見るシジュウカラだった。




南北に通る幹線道路を北へ向う。原野が益々色を失って来ていた。札幌の街並も,西の山々も雲で見えない。四番通りを東へ戻る。キタコブシも大分色付いて来ていたが,実は確認出来なかった。キタコブシに続く北の木立も色付き始め,花の様に見えていたヤチダモノ莢が、枯れ色になり始めていた。収穫が終った馬鈴薯畑には、綺麗に新たな芽が出揃っていた。春にエンバクの様なものが植えられていたことを思い出した。





前日お二人のMIXY友が、日記に雪虫を取り上げられておいでだったが,盲学校前の針葉樹の林で,雪虫を見かけた。書込んである冬囲いの申込の葉書を,投函することにしよう。