08, 10. 2011 ヤマジノホトトギス


前夜からの雨が朝方は上がっていたが,昨日午前中は何度か降ったり止んだりを繰り返した。風が強く,気温も下がった。前日用意しておいたゴミ袋を集荷場所に運んだ。

ぽつんと先端の花が開いていたヤマジノホトトギスが、賑やかになって来た。立川在住のMIXY友Hさんが送って下さったヤマジノホトトギスは、土地に馴染んだのか株数も増え,背丈も高くなって来た。アトリエの窓の下に植えて、窓から覗ける様にしてある。シラネアオイの種子の殻が割けて,種子が覗いているものがあった。今日,明日と好天の予報が出ているので,種子の採取をして、彼方此方で大きな量塊を作っている葉と茎を切詰めたい。






午後から札幌に出かける積りでいたが、陶の作業の進行状態で取り止めた。2時半過ぎに、茶菓と不足の野菜を調達に出かけた。近所のお宅の吊り花が、佳い色になって来ていた。少し南を回り道する。北からの風が強い。通り抜けの出来る幹線道路を避け,公園伝いに南へ向う。足元の落葉の量が増えている。小学校の西のシラカバに寄生している巨大なヤドリギが,葉が落ちて姿を現していた。高い位置だが、実が黄ばみ始めているのが判る。




東町公園を通り抜け,南のオオヤマレンゲを見に立寄った。僅かに1つ実が開いていたが,生憎葉の影。来週には,道路に付き出した枝の実も割けて来るものと思われる。風を除けて住宅街を北東に向う。茶色だった葡萄の実が,暗紫色になっていた。何処のお宅の葡萄も,未だ収穫されていない。霜を当てて,甘味が増すのを待っているものと思われる。塀の上から覗き込んでいた園芸種のトリカブトの蕾が,漸く色付いて来ていた。今年は葉が随分黄ばんでいる。





強い北風で,長い雲が南へ流れて行く。気温が下がって来て,屢々彩雲が見られる様になって来た。買物を済ませて,柿の木を見に立寄る。大きくなった実が,僅かに色付き始めていた。






ヤマジノホトトギス Tricyrtis affinis ユリ科