19, 08. 2011 ヤマシャクヤクの実


雨が上がって、すっきりした天候になるかと思われたが、昨日は雲が広がる湿度が高めの天候となった。ここ数日、作業が時間の割には思う様に進まず、何度かやり直して堂々巡りをしている。我慢のしどころか。

ワレモコウが大分色付いて来た。直ぐ傍の、ナガホノシロワレモコウが先端から開き始めて来た。全て開いた姿よりも、咲き始めが佳い。




雨もあって気付かぬ内に、ヤマシャクヤクの実が開いていた。1株は、未だ実が赤いのに全開していた。紫紺の実が、成熟した種子の状態。純白の花とは似ても似つかぬ異様な姿。




2時過ぎに散歩に出かけた。家から少し西のお宅で、かなり高めの石塀の内側に木柵が立てられ、南瓜の蔓が絡まって、南瓜が生っていた。石塀の上から、トマトやキュウリ、豆の先端が見えていた。シラカバ公園近くのネムノキは未だ花を付けていたが、北の沢に近いネムノキは、殆どが丸い蕾の状態だった。風が強く、雲の流れが速い。





三番通りを越えて、四番通りへ向う。西の山々には、重い雲がかかっていた。シナガワハギやシロバナシナガワハギが咲き乱れていた空地は、ノラニンジンと咲き始めたセイタカアワダチソウで埋められていた。




四番通りを東へ戻り、キタコブシのある木立へ立寄る。キタコブシを見上げたが、実と葉の判別は付かなかった。木立を北に進んでみる。オニグルミが実を付け、その奥にはサルナシも実を付けていた。団地に残された沢と同様、以前は野幌原始林と地続きだった木立は、植生が豊かで楽しめる。木立の東側に、様々な野菜が植えられてあった。雑草が生えた余り手入れの良くない畑。南瓜の奥に、大きな夕顔かと思われる実が見えた。




盲学校の位置まで東へ戻り、緩い勾配の道を南へ戻る。先日見かけた柿の木を見に立寄った。実が少し大きくなって、目立って来ていた。昨年切られてしまった柿の木よりも、葉が大きく、実も大きい様に思われる。



ヤマシャクヤク Paeonia japonica ボタン科