18, 08. 2011 ガガイモの実


午前中は雨雲が低く垂れ込めていたが、午後に入って薄日が射し、昨日は久々に青空が広がった。前日22.5度と急激に下がった気温も、少し上がって夏日となった。35度前後の酷暑が続く地方の方々は、節電という制約もあって、大変な毎日と思われる。

2時少し前に、買物がてらの散歩に出かけた。帰ってから夕食の支度の前に、もう一仕事したかったので、四番通りを少し回り道をすることにした。アゲハやカラスアゲハの姿が多く見られる様になったが、飛翔力が強く中々止まってくれない。漸くムラサキツユクサに止まったアゲハを撮ることが出来た。



以前からあるスーパーで日用品を買求め、回り道をして北へ向う。農場の飼料用の玉蜀黍が、ぐんと背丈を伸ばしていた。未だ実は細く、充分成熟していなかった。農場の北角を曲り、四番通りを西へ戻る。未だ南からの雲が広がっていたが、青空の領域が大分広がって来ていた。





道端の叢を注意して見ながら歩く。そろそろガガイモの実が生り始める頃。予想より大きなガガイモの実を漸く見付けた。葉に紛れて見付け難い。先日植物園で、ユリノキの実が落ちてしまったと判断したが、葉に紛れた実を見逃したらしい。土浦在住のMIXY友Sさんが、つんと反り返った実の写真を載せて下さった。図鑑で見た桐の花跡に出来る実を褐色にした様な実が頭に入っていて、緑色の実を見過してしまった。ガガイモの実に触れて見ると、意外にずっしりと重みがあった。




咲き誇っていたノラニンジンは最終盤。代わってセイタカアワダチソウが登場して来ていた。やがて野は黄色に染められる。玉葱畑の玉葱は少し大きくなり、薄緑色だった表皮は淡い茶色に変じていた。馬鈴薯の葉は殆ど黄褐色になり、雨で倒れているものもあった。収穫は間近いと思われた。






ガガイモ Metaplexis japonica ガガイモ科