02, 08. 2011 ユウバリシャジン


朝雲が垂れ込めていたが、昨日も良く晴れて気温も上がった。朝のニュースで報じられた南魚沼の水田の様子に、言葉を失った。水田には土砂が流れ込み、濁流で押し流された稲が、彼方此方に散乱していた。40万人という膨大な避難者を出した豪雨は、酷い爪痕を残した。幸い、魚沼在住のMさんのお宅は被害が無かったとのことだったが、丹精されていた菜園は、被害を被ってしまったらしい。

曇り空に雨を期待したが降りそうにはないので、水撒きをした。セッコウボクの奥の方に幼虫を見付け、現在無人なのを幸いに、裏のお宅の敷地に入って幼虫を捉えた。セッコウボクに隠れて、カシワバアジサイが大きな花房を開いていた。隅田の花火という額紫陽花の陰には、コウライテンナンショウが実を付けていた。




家の西側で、ユウバリシャジンが咲き始めた。花期が短く、直ぐに朽ちて実になってしまう。優しい色で、気に入りの花。南の方に株分けしたものも、花を開いていた。サラサドウダンの下で、ワレモコウが蕾を上げて来ていた。





DRSと称するサーチ・エンジンの会社から、数日前に理由のない英文の請求書が届いていた。指定の期日までに料金を支払わないと、ホームページに訪ねて下さる方々が、アクセス出来なくなるという奇妙な内容。カードを使用する様々な支払い方法が載せられてあった。契約したこともない相手で、日本のプロバイダーには料金を納めてあるので放っておいたが、万が一のことを考えて、契約もしていないし、請求書を送られる謂れはないと返信した。散歩に出かける前に、メールを開いたら、メールが先方に届かず、不信の際は質問する様にとアドレスがあり、クリックすると東日本公社のアドレスが現れた。事情を説明して、どういう状況なのかを質したが、未だ返信は無い。

気分が悪いので、広い空を見て来ようと、東の沢から四番通りを廻ることにした。先日見かけた車庫前に咲いたアメリオニアザミは花期が過ぎて、白い綿毛の種子を付けていた。サンキライの実が、赤くなり始めていた。蔓の先端には、未だ蕾や花を付けている。アスパラガスが実を付けていた。やがてこの実も、赤く色付く。





東の沢を北へ進み、三番通りを越えて、四番通りへ向う。何処もガガイモが花盛りだった。上から東の沢、高速道路の西の道、四番通りのガガイモの花。農場の北側には、ゴボウの大きな株が花を付けていた。





四番通りを西へ戻る。今年は何処のズミも枯葉が多く、実の付きも余り良くないが、四番通りのズミは葉も枯れず、数多くの実を付けていた。シロバナシナガワハギは益々背丈を伸ばしていた。盲学校の位置まで戻り、北の原野を見渡す。玉葱畑は、一部掘り起こしたのか玉葱が現れていた。上空は良く晴れているが、西の札幌方向には、雲がかかっていた。





ユウバリシャジン Adenophora preskiifolia キキョウ科