12, 07. 2011 イタチハギ


相変わらずの曇天が続く。湿度が高い。今日のゴミの集荷に合わせて、昨日午前中に、残っていたバイカウツギをゴミ袋に詰め込んだ。剪定もさることながら、切り取った枝の始末は、中々の大仕事。

蕾を付け始めたカスミソウの根元で、ヤツシロリンドウが花を開いていた。広がって来たカスミソウも縛らなければならない。直ぐ傍で、ミヤマオミナエシが花序を上げていた。開花はオミナエシよりも早い。




陶の作業を進めていたが、空が暗さを増して来たので、2時前に散歩に出かけることにした。どちらを向いても、雲が低く垂れ込めている。そろそろイタチハギが咲いているのではと、北東を廻って来ることにした。四番通りを越えて原野に出る。馬鈴薯が一面に白い花を付けていた。ノラニンジンで白くなった道端を想像していたが、度々の草刈りの影響か、側溝の側で漸く1株見付けたのみ。前日の国道の南でも、道路脇の草が刈られ、ノラニンジンは見受けられなかった。




エンバクだろうか、まるで迷路の様な刈られ方をしていた。もっと高い位置から見れたなら、何らかの図形が現れるのかもしれない。




背丈の高い大きな葉を広げた植物が、綿を乗せた様な花を開いていた。この植物は五番通りの側溝にも、ずらりと並んで咲いていた。完全に開花すると白くなるが、開花前は茶系を帯びた白で、花期が終った花も茶色を帯びていた。もう少し涼しくなってからの方が、似合いそうな植物だった。




戸外へ出ているかと期待した馬の姿は見られなかった。高速道路の西の道を南へ戻る。枯れ枝に小鳥のス方が見られた。シジュウカラの様に思われた。緩クカーヴを描いた登りの道を進む。イタチハギの暗褐色の花序が見えた。道路脇の草が刈り取られているので、土手下からの木が良く見える。ガガイモの蕾も見えた。昨年は手前のイネ科の植物に隠れて気付かなかったが、かなりの数のイタチハギがあった。坂道の中間点近くのイタチハギは、殊の外大きな樹だった。







イタチハギ Amorpha fruticosa マメ科