27, 06. 2011 モチツツジ


前日程の澄み切った青い空ではなかったが、昨日も良く晴れて、午後から気温が少し上がった。ずっと肌寒い日が続いていたので、ほっとする。洗濯機を仕掛けて庭に出た。アトリエの東側のバイカウツギの下が明るくなり、オオウバユリが見えていた。倒れ込んで来ていた枝を切り取ったものが、大量に積まれていた。幹全体が傾いているのだが、当座はこれでバイカウツギは折れずに済む。



庭のツツジの最後の開花となる、モチツツジが咲いていた。名称通り、蕊も萼も良く粘る。蕊は長く、先端が艶を持った玉になっている。トリアシショウマとサラシナショウマが花序を開いていた。竹とんぼの様なシラネアオイの実が、大分大きくなって来ていた。雨の後は、雑草の芽が吹き出す様に一斉に出て来る。通路の雑草を取除くだけでも随分時間を取られ、家に入ると洗濯機は既に止まっていた。







陶の作業を進めていたが、午後に入って気温が少し上がって来たので歩いて来ることにした。帰ってもう一仕事したかったので、南西の方の花の跡を辿ることにした。街路樹のシナノキに丸い小さな玉が見える。蕾なのか、実なのかは良く判らない。クリの樹に細長い花序が上がって来ていた。





先日白く大きな花弁に薄紅色を僅かに引いた、美しい花を咲かせていたマルメロの花の跡に、実が出来始めていた。西へ向い、ツキヌキニンドウのあるお宅へ立寄る。花はすっかり落ちて、スイカズラ科特有の実が出来ていたが、実は受け皿の様な葉に、放射状に並んでいた。





中央の沢の東の遊歩道を北へ戻ろうとして、先日友人のTさんと訪れた折、木道の補修をしていたことを思い出した。沢の階段を下りてみると、補修は終って、入口に張り渡されていた鎖とロープが外されていた。久々に、木道を通って北へ戻ることにした。


モチツツジ Rhododendron macrosepalum ツツジ