26, 06. 2011 ギンロバイ


朝から良く晴れた昨日は、陽射しの明るさに比べて気温が上がらず、ひんやりした天候だった。先日霧雨の中を訪れた植物園で、落ちていた充分に開いていないユリノキの花を、大分歩いてから戻って拾って来た。咲き切った花なら仕方がないが、未だ開き切っていない花がそのまま朽ちるのが可哀相に思われた為。バッグに入れて持ち帰ったので、花弁が折れぬかと案じたが、花弁に厚みがあって折れてはいなかった。切り花の活性剤を入れた水に浮かべていたが、昨朝開いていた。花芯が大きいのは、モクレン科の特性が出ている。




植物園の帰りがけに買求めて来た花を生けて、モデルの準備を済ませた。少し時間があるので庭を廻る。ギンロバイが咲き出していた。余り大きくならぬ様に、毎年切詰めているが、結構な大きさになって来た。カラマツを切ったので、秋にもう少し奥へ移植しようと考えている。春に西の境界付近に移植したセージが、花を付けていた。大分切詰めたので、今年は花の数が少ない。丈夫な種なので、程なくもとの株の大きさに戻るものと思われる。






教室を終え、広い空を見ようと、買物がてらの散歩に出かけた。北西を廻ろうとシラカバ公園に向う。果実黄色い花が満開だったハマニンドウが、実を付けていた。ヒョウタンボクの様な実だった。白い花を付けていたガマズミも、小さな実を付けていた。シラカバ公園の大きなノバラが咲き始めていた。秋に赤い実を戴いて、ローズ・ヒップを作るのを愉しみにしている。






空地は何処も、マーガレットが席巻して白くなっていて、繁殖力の強さに驚かされる。三番通りを越えて北へ向った。農場の土手は、タンポポに代わって、ブタナとヒメジョオンが風にそよいでいた。四番通りから東と西の山々を眺めて戻った。






ギンロバイ Poteritilla fruticosa var. leucantha バラ科