25, 06. 2011 ハリエンジュ


前日からの雨は朝方一旦上がったが、午前中は、何度か雨が落ちて来た。雲が厚く、酷く肌寒い。20度には到底及ばぬ気温。雨の合間に作ってあったゴミ袋を集荷場所に運んだ。待ち受けている庭仕事もあるが、寒いので取り止めた。前日買求めて来た掻きべらで、削りの作業を始めた。手持ちの掻きべらは先端が様々な形をしているが、中心線が直線となり、首や尾の凹みの部分が削れない。買求めた掻きべらは中心線がL字になっているので、かなり深く削ることが出来た。



午後に入って、僅かに薄日が射し始めた。単純作業の合間に気分転換に庭を廻る。シランが咲き始めていた。満開だったサラサドウダンが散って、樹下が花で埋っていた。花の跡の実を取らなければならない。





カシワバアジサイに蕾が付いていた。ここ数年花を付けなかったもう一回り大きな株を、春に西の境界付近へ移植した。新たな場所が気に入ったのか、根を切られ、余りに乱暴に掘り上げられて恐れをなしたのか、蕾を付けていた。今年は2箇所で花を楽しめる。




器の掘りを終えた2時過ぎ、散歩に出かけた。前日余り歩いていなかったので、南から北を大回りしてハリエンジュを見て来ることにした。シラカバ公園を抜け、公園伝いに鉄道林の前の道路に出た。針葉樹林の北側のハリエンジュは咲き揃い、一部は花弁が落ち始めて、道路際が白くなっていた。エゾノサワアザミが咲き始めていた。東のミズバショウが咲いていた沢は、オオハナウドとハリエンジュで白くなっていた。






東の沢の西の道を北へ進む。何処もオオハナウドの花盛り。二番通りを越えて、あかしあ公園に立寄った。此処のハリエンジュも花を開き、佳い香りが漂っていた。公園の奥のエゾサンザシを見に廻る。白い花を開いていた。どの様な実を付けるのかが、愉しみとなった。





夕刻になるにつれて青空の領域が増していたが、今朝は雲なく良く晴れている。最高気温は17度の予報。相変わらず気温が低い。先日農作物の生育の遅れが報じられていたが、冷夏になるのだろうか。


シラン    Bletilla striata ラン科
ハリエンジュ Robinia pseudoacacia マメ科