05, 06. 2011 エゾハナシノブ


暖かかった前日から一転、昨日は冷たく強い風が吹き、10時前には雨まで降り出した。教室の前に庭を廻った。エゾハナシノブが咲いていた。薄紫色の美しい花。花が数輪付いて頭が重いので、強い風が疎ましい。直ぐ近くのチシマヒョウタンボクも開いていた。写真では大きく見えるが、1cm程の小さな花。実に複雑な形体をしている。風で飛ばされなければ、名称の由来の赤い球体が2つ付いた、瓢箪の様な実を付ける。エゾゴゼンタチバナの芽が出揃っていた。






今月のモデルは、昨日の日記に登場の百合とセンダイハギ。センダイハギが一月入手出来るかと案じていたが、油絵を描きに見えている方の庭に植えてあるとのこと。未だ咲いていないそうなので、後半に持って来て頂くことになった。ルピナスででも代用しようかと考えていたので、大助かり。教室を終えて、持ち帰った鳥の蓋物の胴体を削った。出来上がった背羽根の部分は、工房に置いて来た。未だ大分時間を取られそう。



雨が上がって来たので、買物がてらの散歩に出かけた。小学校の東の公園に向う。公園のハルニレにも、葉が広がり始め、実が落ち始めていた。東の沢の西の道を北へ向い、ホウノキを見上げる。開花まであと僅かの状態だった。セイヨウトチノキではないかと思われる樹を見上げたが、蕾は付いていない。道庁で見かけたハリギリにも似ている様な気がする。






沢を離れ、住宅街を三番通りのスーパーへ向った。あかしあ公園のハリエンジュに葉が出始めていた。雪で枝が折れたヤマボウシに蕾が上がって来ていた。




夕刻また雨が降り続いていたが、今朝は雲なく良く晴れている。雨の後だけに、空の青が美しい。風がなければ上々の天候なのだが。


エゾハナシノブ  Polemonium caeruleum ssp.yezoense ハナシノブ科
チシマヒョウタンボク Lonicera maximowiczii var. sachalinensis スイカズラ