27, 04. 2011 雨が来る前に


時折雲が広がったが、昨日午前中は比較的安定した天候だった。父の法要を済ませ、来客も天候が良い中を、お帰り頂けた。1時を過ぎて、雲の量が増して来た。雨が降る前にと、散歩に出かけた。

広い空が見たくなって、北へ向った。四番通りを渡ると、視界が開ける。もう畑は綺麗に耕されていた。昨年は玉葱が植えられていたが、今年は何が植えられるのだろうか。緩い勾配の坂道を下って行く。畑の北の草地は、緑色になっていた。西側のキクイモが生えていた土手には、びっしりとフキノトウが出ている。大分背丈が伸びて来ていた。東側の側溝の傍には、キランソウオオイヌノフグリが咲いていた。






五番通りを東へ向う。雨雲が大きく広がって来た。側溝の土手に、ミズバショウの葉が広がっていた。昨年馬を見かけた草地は雪が融けたばかりで、雪解け水が溜っていた。連休明けには牧草も出揃うだろうか。





高速道路の西の道を、南へ向う。路肩には出たばかりのツクシが続く。坂道の中程のクルミの樹の芽が膨らんでいた。低い位置から出た枝があり、頭頂の芽と脇芽をじっくり観察出来た。西の山々は何時もより高く見えたが、霞んでいた。




坂道を更に上り、四番通りを越えて農場の東の道を南へ戻った。遠くから黄緑色の梢が見えていた樹は、ネコヤナギだった。前日東の沢で見られた黄緑色の樹もネコヤナギだったのかも知れない。三番通りを西へ戻る。スーパーの前に囲いが設置され、春の植物が並べられていた。連休恒例の、臨時の花市が始まるらしい。家に戻り一息ついた頃、大粒の雨が落ちて来た。




雨は長続きせず、夕刻には僅かに夕映えも見られた。今朝は良く晴れている。風も治まったように見える。芽が出た周りの落葉を、取除く作業を始めようか。