26, 04. 2011 メッシュの帽子 


朝方は青空が見えていたのに、昨日は目紛しく変わる天候となった。午前中、雨の合間をぬって、東側の冬囲いを取除いた。支えにした竹が、随分折れていた。柔軟な木のアジサイも、何本か折れていた。芽を出したカタクリの蕾が大きくなって、最後に発芽した芽にも蕾が付いていた。



随分時間を要したが、帽子が出来上がった。昨年秋に作ったバッグの残りの革に藍色の新たな革を加えて作った。良く似た藍色なのだが、新たな革が幾分明度が低い。昨年の残りの革も使用しようと、3色を組合わせてメッシュにした。長さが足りない部分は、ミシンで剥いで、裏に廻る様に編み上げた。





余り履いていなかった随分以前に求めた藍色のメッシュの靴と合わせようと思っていたが、先日札幌でチューリップを探し回った折、駅前の地下街で藍色の涼しそうな靴が目に飛び込んで来て買求めた。2足あると、春から夏迄組合わせて使用出来そうと、帽子は裏を付けずに仕立てた。洋服も同様なのだが、裏なしで仕立てる方が、縫い代の始末で結構手間を要する。




午後に入って雨脚が強くなっていたが、3時を過ぎて治まって来たので、買物がてらの散歩に出かけた。今日が父の祥月命日で、仏壇前の生花は前日義妹が入れてくれていたので、春一番の庭の花を玄関にと思い、背丈の短いクリスマス・ローズの添えにする花を買うことにした。雨は殆ど上がって、傘をささずに歩かれた。久々に東の沢へ向う。途中のお宅の物置の陰に、ツクシが沢山頭を出していた。冬の間から気に懸かっていた大きなアジサイの樹が、全て切詰められていた。塀が低いので、倒れたアジサイが塀の外にはみ出していたもの。

沢の近くのお宅で、小さなミズキを見付けた。沢の樹々が、大分緑色に染まって来ていた。余り佳い副えの植物がなかったので、薄い水色のデルフィニュームを買求めて戻った。僅かに西の空が明るく見えていたが、雨雲は厚かった。







今朝は雨が上がって、青空が見えている。午後から雨の予報が出ているが、来客もあるので、余り降らずに推移して欲しい。