18, 04. 2011 雨の週末


昨日未明の雪は雨に変わり、午前中一杯降り続いた。相変わらず強い風が吹いて、気温もぐんと下がった。陶の作業の合間に進めていた帽子のメッシュのトップ部分を仕上げた。革の都合で、3色を組合わせて、何とか必要量を編み上げた。サイドと鍔は、トップに用いた1色で仕上げる。

正午過ぎに雨が小降になり、少し明るくなって来た。作業が一段落ついた1時過ぎに散歩に出かけた。前日、雨で余り歩いていなかったので、南東を廻って来ることにした。毎年早く花を開くアセビが高い塀の上からすっかり開いて覗いていた。大きな樹で、冬囲いも施されていないのに、全く損傷が見られなかった。

団地の南端の道を東へ向う。ここ数日の悪天候で、雪は融けていたが、余り大きな変化はなかった。小学校の東の公園と日時計がある公園は雪が融けて、通り抜けが可能になった。一番通りを渡り、東の沢の西の道へ出る。高く積まれていた雪が融け、フキノトウが出ていた。





沢の西の小公園の雪も、大分融けていた。気掛りだったホウノキは、既に枝を切り落とされていた。沢に沿って北へ向い、二番通りに面した公園を見下ろす。遊歩道の雪が融けていたので、公園へ下りてみた。斜面に折れた樹々が横たわっていた。近隣では最も開花が遅いキタコブシが蕾を疎らに付けていた。





二番通りを越え、東の沢の半ば迄北へ進み、強い風を避けて住宅街を西へ戻った。南向きのお宅の塀の外に、エゾエンゴサクが咲いていた。ナナカマド公園近くのお宅で、見慣れぬ小さな花を見付けた。球根植物と思われる青紫の佳い姿だった。枝折れが目立つハマナスの生垣の下から、赤紫色の小さなスミレが咲き出ていた。ナナカマド公園のシラカバも、枝を切り落とされていた。






昨夕からまた降り出した雨は、今朝は上がっている。カラマツの始末が済んだら、エゾエンゴサクを見に出かけようか。