11, 04. 2011 投票日


朝方の青空は間もなく高曇りとなって、昨日はすっきりせぬ天候となった。午前中は雑用に追われる。作りかけの板造りの磁器の為に、もう少し大きなのし板が必要となり、投票に出かけるついでに、南東の日用品の大型販売店を覗いて来ることにした。選挙の度に思うことながら、是非とも投票したい候補者がいない。仕方なく消去法で決めることになるのだが、魅力ある有能な候補者は現れぬものだろうか。

雨の予報が出ていたので、昼食を済ませて直ぐに出かけた。投票所は家の前を西に進んだシラカバ公園脇の幼稚園。昼食の時間帯なので空いていた。投票を済ませて公園を南へ向う。公園のホウノキも、芽を伸ばしていた。東町公園の脇を通り、一番通りへ出る。雪が大分減って来た公園の雪原には、夥しい数の枝が散乱していた。

一番通りを東へ向う。アパートの南に200m程続くレンギョウの生垣が、すっかり姿を現していた。今迄の春には経験がない程、低く切詰められた生垣なのに、枝や幹の折れが目立った。小学校の少し東のお宅のボタンが、赤く大きな芽を吹いていた。東の沢伝いに二番通りへ抜ける道が現れていた。昨年は鴉が巣をかけ、一番通りから騒々しかったが、今年は姿が見えない。雪が融けたら、のんびり散策を楽しめるかも知れない。





国道に出て量販店に向う。冬の間店舗の前を埋めていた除雪道具は片付けられ、自転車と苗物が並べられていた。頃合いの厚みのベニヤ板が見付かったが、大きすぎるので半分に切って頂いた。2枚になった板を小脇に抱えて戻る。一番通りの橋から高速道路を見下ろすと、陽の当たる土手の雪は完全に融けていた。





煉瓦工場の東の道を、北へ戻る。余り被害がないと思っていたハンノキの周囲にも、小枝が散乱していた。




三角屋根の我家は、東西に雪を落とす。陽の当たる西側の雪は大分融けたが、東側の雪は未だ堆く積っている。それでも、住居の壁の間に隙間が出来て来た。この雪が融けないと、奥にあるアトリエの入口は使用出来ない。



昨夜振った雨が、敷石を蒸らしている。雨は上がって、雲なく良く晴れている。雪の嵩がぐんと減って、倒れた落葉松が姿を現して来た。知事選の結果は、殆どが現職知事の当選という予想通りのものだった。