24, 03. 2011 寒気居座る


寒気が居座り、気温が低い日が続いている。昨日も晴れ間は出るが、時折雪が舞った。外部電力が繋がり、進展を見せるかに思われた福島原発ではまた黒煙が上がり、先が不透明になった。江戸川縁にある金町浄水場放射能汚染が確認され、乳児への水道水の使用が禁止された。日本を脱出する外国人が増えていると報じられていた。屋内退避をしている南相馬の住民には、水や食料が届かぬ状態が続いていると、今日の朝刊に記されていた。地震津波の災害だけでも規模が大きく広範囲に渡っているのに、二次災害の原発事故は、その範囲を更に拡大している。

夕食の食材を買求めるついでに、2時過ぎに散歩に出かけた。相変わらず西に雲が多く、小雪が舞っていた。未だ屋根に雪が残っているお宅があった。雪の層の下には、分厚い氷の層が見られた。塀に残っている雪にも、厚い氷の層から氷柱が出ていた。東の沢近くのお宅のシロヤマブキが姿を現していた。随分枝が折れていた。





雪が止んで空が明るくなって来た。東の沢では、沢に運び入れた雪の山を近所の方々が崩す作業をしていた。割れ目を付けておくと、雪が早く融ける。雲の動きが早い。様々な様相を見せて、南東へ流れて行く。






住宅街を西へ戻る。サクラやモクレンの芽が膨らんでいた。スーパーで買物を済ませる。未だ野菜は潤沢に並んでいたが、その内に越冬野菜のみで献立を考えなければならなくなるかも知れない。




昨夜降った雪がうっすらと積っているが、今朝は良く晴れている。暗いニュースばかりで気が塞ぐが、耐えておいでの被災者の方々の様子に、逆に励まされる感じがする。