28, 02. 2011 僅かな晴れ間に


昨日は天気予報通り、朝方の重い雲から雪が舞い始めた。寒さにまた慣れた所為もあって、余り寒くは感じられなかった。洗濯を初めとする雑用の合間に、雛人形を出して飾った。暗かった室内が、幾分華やぐ。もう30年程前に作ったものだが、当初は少し鮮やか過ぎる感があったが、すっかり落ち着いた風合いになって来ている。



バッグの雨蓋を作り始めた。裏の革にマグネット・キャッチを付け、表と裏の革の縫い代を折り込んで、両面テープで固定した。革が起き上がらぬ様に、クリップで止めて一段落させた。

雪が散らついていたが、帰りがけに桃の花と菜の花を買求めて来ようと散歩に出かけた。北の沢を廻って四番通りへ出て、近くに出来たスーパーで花を買求めることにした。雪は柔らかく、気温が上がっていることが判った。北の沢に着く頃に、雲が切れて青空が広がって来た。沢の遊歩道を北に進む。トチノキの芽が膨らみ、艶のある茶色の芽が陽を受けて光っていた。ブルトーザーが押し出した雪の先端まで歩いてみた。斜面からはかなり迫出している。押し出した雪の塊が、池の表面に転がっているのが見えた。





三番通りを東へ戻り、四番通りへ向う。農場の土手に降り積ったままの状態の雪が融け、雑草が顔を出していた。四番通りの角から西を眺めると、札幌の西の山々は雪雲に覆われていた。通りを東へ戻る。北は少し雲が多かったが、頭上はすっかり青空に変わっていた。またトビが舞っていた。東の木立からもう1羽飛んで来た。やはり木立に巣があるらしい。







数多くの花芽を付けたキタコブシを見上げ、桃と菜の花を買求めて戻った。菜の花の茎が太くて器に入らず、先週生けた小さな花を付けた蘭を代用した。近年の菜の花は、随分茎が太くなっている。西の雲が押し寄せたのか、夕刻から雪が降り始めた。



昨夜の雪が止んで、今朝は雲なく良く晴れている。気温はかなり低く、久々にガラス窓に、うっすらと結氷が出ている。少々気温が下がっても、雪が降らぬ方が良い。