17, 02. 2011 沢の小鳥達
朝方垂れ込めていた雲が高くなり、昨日は晴れ間が出たが、変わり易い天候だった。単純な手仕事でも、陽光が入る方が気分良く仕事が出来る。それ程風が強いとは思われないが、屢々黒雲が空を覆った。
2時少し前に、夕食の食材に不足のものがあって買いに出かけた。帰ってからもう一仕事したかったので、余り大回りをせずに、東の沢を廻って帰りがけに買物をすることにした。陽射しは強くはないが暖かく、路面の雪が緩んでいる。ナナカマド公園を抜け、住宅街を東へ向う。ずっと雪に埋もれていたナツハゼが姿を現していたが、2m以上ある樹がすっかり頭を垂れていた。地面に着きそうな枝もあって、折れてはいまいかと気に懸かった。庭は雪に埋って出られないが、雪が融けるとこの様な状態の木が見付かるのだろう。
東の沢では小鳥の姿が見られた。シジュウカラ、ヒガラ、胸が赤いヤマガラかと思われる小鳥もいた。忙しなく動き廻る小鳥は、中々捉え難い。ヒガラとシジュウカラは似ているが、胸の黒い文様で見分ける。ヒガラは首の周りのみが帯状に黒く、シジュウカラの文様は、首から胸にかけて長く伸びている。
枝分かれした沢に沿って、西へ向う。黒雲が空を覆い始めたが、雪は降らなかった。あかしあ公園を廻り、東へ向う。突き当りの沢には、ヒヨドリの姿があった。
買物を済ませ、住宅街を戻った。雪祭りに合わせてキャンドルが飾られたのか、彼方此方の雪の壁に、等間隔に穴が穿たれていた。殆どは半円形の穴だったが、かなり手の込んだ装飾が施されたものがあった。庭の奥には、車を置くスペースを作る為に押し上げた雪で、大きなかまくらも造られていた。
昨夜は月が見えていたが、今朝はまたどんよりと曇っている。雪の嵩は大分減って来ている。夜明けは大分早くなって来た。日が長くなるだけでも、閉塞感は減じられる。