25, 01. 2011 キレンジャク


前日よりも気温は幾分低かったが、昨日も良く晴れた。大きな器は大分削りで軽くなって来たが、未だ底の方が厚過ぎて重いので、高台の裏側や高台に近い胴の部分を削ぎ落とした。持ち上げると、随分軽くなっていた。最後に手がけた陶筥も未だずしりと重いので、内部を削って壁を薄くした。あと蓋がずれぬ様、立ち上がりを付ければ出来上がる。

駅前の銀行に用事があって、2時過ぎに家を出た。ブルトーザーが通った形成はあるが、余り深く雪を除けていない。車のタイヤの跡が掘れ、凹凸があって歩き難かった。歩道は綺麗に除雪が終っていた。公園伝いに南へ向おうと、シラカバ公園へ向った。公園内の除雪も、完璧だった。小学校の西側の緑地帯を通り、東町公園へ出た。北側の雪の壁を上ろうとしている親子連れがあった。公園の西側の通路を通って、親子連れではなく、教師と小学生であることが判った。スキー授業の様だった。





一番通りを渡り、南の公園に入る。綺麗に除雪されていて、中通よりも遥かに歩き易かった。草野球が出来る広いグラウンドは、雪の山になっていた。山の奥に鳥が群れているのが見えた。ヒヨドリかと思ったが、少し体型が丸い。どうやらキレンジャクのようだった。








駅前に続く道を西へ向う。秋に実の写真を撮ったモクレンが、実の殻を黒く付けたまま多くの芽を出していた。ヒヨドリが止まっていた。銀行で用件を済ませ、更に西へ向う。西の公園が連なっている歩道を北へむかい、中学校の前に出た。ヤドリギは雪を冠って、重そうだった。





中学校と小学校の境の植込みで、昨年ネコヤナギを見たことを思い出した。今年も銀色の芽を吹いていた。小学校の前で、電柱に積った雪を取る作業が行われていた。樹に積った雪同様、内部が凍っていて作業は大変そうだった。神社の前を通り、三番通りへ向う。日が傾き始めていた。





三番通りの歩道を東へ戻る。車道との境の雪の壁は2mを超え、車の往来は見えない。中央分離帯の樹と電線に鳥の群が止まっていた。ヒヨドリだった。



夕映えが出始めた空を、群をなして南へ飛んで行った。今朝は薄雲がかかっているが、空は青い。雪は一段落らしい。