24, 01. 2011 雪に埋もれて


朝方の雪は10時前には止んで、昨日午前中は良く晴れた。洗濯等の雑用を済ませ、大きな器の高台の内部を削った。先日の急須から推して、もう少し削っても良いと考えた為。根仕事の割には、中々捗らず、少々気が滅入る。それでも明るい光の中で作業が出来るので、未だ佳い。天気予報で、降水量の例年比が報じられていた。日本海側は、軒並み100%を超えている。福岡の200%は意外だった。一方太平洋側は0%の東京を筆頭に、何れも数値が低い。冬期間は太平洋側は晴天が多く、日本海側は降雪の日が多いと相場は決まっているが、余りに極端過ぎる。

午後に入って雲が広がり始めた。器の削りを一段落させ、2時前に散歩に出かけた。前夜からの雪が、10cm程積っている。車のタイヤが作った凹凸の上に雪が冠り、歩き難い。歩道のある道を選んで歩くことにした。東町公園の東を通り、一番通りへ出た。公園の南から、北にあるケヤキの樹を眺めた。昨年と異なり、公園内には入れない。歩道を西へ進むと、ショッキング ピンクのテープが歩道を塞いでいた。歩道の北側のお宅で、屋根の雪下ろしをされいる最中だった。車道の縁へ出たが、雪は車道まで押し出されていた。





歩道へ戻り、中央の沢を目指す。新たな雪捨て場に通ずる、先日歩いた道では、ヒヨドリが少なくなったナナカマドの実を求めて集まっていた。




1月下旬としては、気温は高めに推移している。日中の陽射しで、樹木に冠った雪が融けて氷柱が出来ている。数多くの芽を付けたモクレンも、多くの雪を抱えていた。




予想通り、沢の階段は除雪が済んでいなかった。足跡が残っていたが、滑りそうなので自重した。手摺にも雪が積って、掴まることも出来ない。東の遊歩道を北へ向った。トチノキではないかと思われる樹が、無惨に剪定されている。細い冬芽を付けた枝が見られるが、これでは花が付かないかも知れない。雪の重みで、ユキヤナギが遊歩道に向って倒れていた。少し先では、ムクゲも倒れて、折れた枝が落ちていた。





北の沢の遊歩道を3分の1程進んで、住宅街を東へ戻った。沢の彼方此方に押し出された雪が高さを増し。ツルアジサイの絡んだ樹に触れることが出来るまでになっていた。明けて来た空は良く晴れて、南西の低い位置に月が見えている。今日も明るい中で、作業が進められそう。