23, 01. 2011 暖かな週末 


曇と雪の予報が出ていた昨日は、朝方の雲が切れて9時過ぎには快晴となった。雪に反射した太陽光は明るく、教室の最中は電気を点けるのだが、外からの光の方が強かった。教室を終え、陶土の作業の段取りを済ませて、最後に近くのスーパーで香味野菜を買求めようと、散歩に出かけた。

前日は不十分だった歩道の除雪が完璧に済んでいた。東の沢から四番通りを通って西へ戻ろうと、東へ向う。以前から気に懸かっていたナナカマド公園の傍のお宅は、屋根の雪が途中の窓を完全に塞いでいた。公園を抜けた東のお宅の波形になっていた雪は一度落ちたらしく、その断面に小さな氷柱が数多く下がっていた。昨年建替えられた住宅なので、日照で出来た氷柱と思われる。陽射しが暖かく、氷柱の先から水滴が落ちていた。




東の沢には、相変わらずヒヨドリが飛回っていた。シジュウカラと思われる小鳥を見付けた。沢との境の雪の壁に、彼方此方沢へ向って細い道が出来ている。向い側の住宅地の方々が、ダンプで雪を沢へ押し出した道。その一つを入ってみた。夏には近付くことの出来ない、イワガラミが絡まった樹の傍まで、道は続いていた。





三番通りを渡り、農場の東の道を北へ進む。広い空は気持ちが良い。四番通りを西へ戻る。左手の雪の壁が急に高くなった。農場の敷地の雪が、トラクターで北へ押し上げられていた。端から零れた雪が斜面を転がって、面白い表情を見せていた。北の空には、煙の様に薄い雲が立ち上がっていた。





過日この道を通った折には、雪を満載したトラックが何台も西へ向っていた。昨日は殆ど姿を見ないことに気付いた。盲学校の位置まで西へ戻り、通りを渡って雪原へ出てみた。高さと長さを増した雪捨て場の山には、ブルトーザーやトラックの姿が見受けられなかった。西の山々は雲が多かったが、稜線は良く見えていた。通りへ戻り、西へ進んでみた。雪捨て場は閉鎖されていた。昨年は、2月末か3月初旬に閉鎖された筈。一冬分に近い雪が一気に降ったことになる。新たな雪捨て場は、一昨日歩いた道を北へ向った、川向こうの平原が図示されていた。





夕刻になって雲が広がっていたが、今朝はまた雪が降っている。もう雪は要らない。