02, 01. 2011 初詣


暖かく穏やかな元日だった。普段は赤い物が少ない屋内も、小正月どんど焼き迄目を入れた昨年の高崎達磨と今年の達磨が並んでいて、何やら賑々しい。暮に生けたアマリリスの蕾が次々に開いて、華やかになって来た。裏のお宅の屋根の雪が迫出して氷柱が出来、陽を受けて光っていた。





朝食の最中に、早々と賀状が届けられた。年末に急いで賀状を書き、出さず終いだった方々からの賀状が随分あった。書き上げた賀状を持って、午後から初詣に出かけた。混雑が予想され、往きはバスで出かけ、帰りに歩くことにした。バスを降りると、もう神社へ向う人の流れが出来ていた。境内で写真を撮って戻ろうと思っていたが、人の波で思うに任せない。頭上の高い樹を撮るのがやっとだった。大きなヤドリギの写真を撮っていて、直ぐ近くの珍しい樹を見付けた。高くて良くは見えないが、枝の両側にびっしりと小さな葉が残っている様に見えた。何の樹なのだろうか。春になって市の保存木になっているキタコブシを見に来る折に、確認しようと思った。破魔矢を受けて、西側の道路に出た。境内には、まだ長い人の列が続いていた。






白樺通りにある市の中央郵便局へ寄り、賀状を投函する。頭上は良く晴れているが、西の空は雲が覆っていた。





明け始めた空は良く晴れていて、西の雲が薄紅色に染まっている。そろそろ天候は下り坂らしいが、穏やかな佳い新年だった。